✓アパレル業界を今すぐ辞めるべき理由
✓アパレル業界で働く人が取るべき選択
つい先日、アパレル業界では老舗のサンヤマモト自己破産しましたね。
【ニュース】サンモトヤマが自己破産 負債総額は9億7150万円https://t.co/rkb842z7Z6#SUNMOTOYAMA pic.twitter.com/BJy9MEZC7F
— WWD JAPAN (@wwd_jp) October 1, 2019
アパレル業界では、今後このような会社が増えていくのは明白です。
今すぐアパレル業界から脱出しましょう。
次潰れる会社はあなたの会社かもしれません。
アパレル業界でいくら頑張っても消耗するだけです。努力しても報われません。
僕はアパレル業界で営業として10年間猛烈に働きましたが、業界に限界を感じ転職を決めました。
大好きな業界ですが、残念ながらアパレル業界はオワコンです。
今は、事務職として働きつつ、副業をする事でアパレル時代の給与よりも倍近く稼いで、割とのんびりと過ごしています。
もう報われない働き方やめませんか?
CONTENTS
アパレル業界を今すぐ辞めるべき理由
結論から言えば、衰退産業であり、将来性が全くない業界だからです。
どんなに好きな業界だとしても、自分の努力や費やした労力が報われない環境にいては、自分が消耗するだけです。
早く脱出しましょう!
業界自体が衰退しているので、頑張ったところで報われない
いくらあなたに能力があって会社に貢献したところで、それに見合った報酬は返ってきません。
物が売れず利益が出ないので、会社は返したくても返せません。
僕はアパレル業界の中でとても優れた人たちを見てきました。
仕事も早く、賢く、行動力もあり、決断力もあり、忍耐力ある方々。
そんな人たちの多くが300万円よくて400万円程度の年収で働いているのがアパレル業界です。
販売員の中には働き盛りの30代店長で手取りが20万円を切る人もいます。
夢も希望もない業界です。
責任が増えるだけで、誰も店長なんてやりたくありません。
一度自分の給料を時給に換算してみてください。
その辺のコンビニでバイトした方が稼げるかもしれません。
いくら頑張って働いても年収が300万円程度では自分の労力をドブに捨てているようなものです。
今業界を離れて思いますが、アパレル業界で働く人たちは、とても真面目な方が多いです。
仕事熱心で、会社から課せられた使命を黙々とこなします。
それだけ聞くと仕事熱心だとよく聞こえますが、悪く言えば会社のロボットです。
いくら環境が悪くても、条件が悪くても我慢して働いています。
僕もそうでした。
少しでもこの状況を改善しようと、身を粉にして朝から晩まで、休みの日も働きましたが何も報われませんでした。
しまいには、ボーナスもなくなり昇給も止まりました。
いくら一個人が頑張ったところで業界が衰退しているのではその努力が報われる事はありません。
自分が悪いわけでもなく、会社が悪いわけでもありません。
業界がオワコンなのです。
将来性もない
今我慢して、まだ将来性があるのなら良いですが、アパレル業界はどんどん縮小しています。
一部の企業が生き残り、残りは淘汰されていきます。
特に中小レベルのアパレル企業はどんどん潰れていきます。
生き残れるのは、ブランド価値の高いラグジュアリーか、ECに特化した企業、もしくはユニクロのような生産力の高いファストファッションのみです。
中小はそのいずれかに舵を取らなくてはなりませんが、その体力はもう残っていません。
僕が以前いた中堅ブランド(聞けば誰もが分かるブランドです。国内にも数多く店舗がありました)も苦戦し、時代の波に合わせて一度は価格を下げてファストファッションにかじ取りしました。
しかし、中小企業が大手の生産力に敵うはずもなく、価格競争に負け、低価格路線は失敗。
今度は逆に、ブランド力を高めラグジュアリー化を目指しましたが、ブランド力は一朝一夕に付くものでもなく、ラグジュアリー化も失敗。
全国に30店舗近くあった店舗が今は5店舗しかありません。
ECで細々と生き延びています。
先日、その会社に残っている同僚から話を聞いたところ、全盛期20億あった売上が、今は3億しかないそうです。
中小企業はどこもこのような状態です。
先ほどご紹介した、サンモトヤマもそうです。
日本に、グッチやエルエスを紹介したアパレル業界の先駆者だった会社も簡単に潰れる時代です。
しつこいですが、こんな業界で働いていても報われるはずがありません。
消耗するだけです。
取るべき選択
僕が考え得る選択肢は3つです。
✔︎伸びている業界へ転職
✔︎ラグジュアリー業界を目指す
✔︎副業で稼ぐ
もうアパレル業界に固執するのは止めましょう。
アパレル業界で働く人は、先ほども言ったように真面目な人が多いです。
僕もそうでしたが、転職を考えても、やはり同じ業界内で働こうとします。
働いた分だけ報われる働き方に変えましょう!
まずは、自分の市場価値は知っておきましょう。
伸びている業界に転職する
業界未経験で給料が下がろうが、このままアパレル業界と共に沈むのを待つのであれば、可能性ある業界に転職すべきだと思います。
先ほども言いましたが、アパレル業界の人たちは能力が高い人が多いです。
その能力を活かして働けば、どこにだって通用します。
自分の能力、そして労働力が報われる業界で働けば必ず対価として返ってきます。
自分の将来を憂うなら、伸びる業界にいきましょう!
常に未来の動向をチェックしておきましょう。
大手ラグジュアリーブランドに転職
でもやっぱりアパレル業界に残りたい!と思うのであれば、ラグジュアリー業界を目指す!の一択です。
ラグジュアリー業界は流行などに振り回されず、確実に売れる”定番商品”を持っています。
エルメスのバーキン然り、ヴィトンのモノグラムなどです。
実はあまり知られていませんが、真のラグジュアリーブランドの商品構成は定番商品が6〜7割を占めています。
ショーで使われるシーズン物など2〜3割程度です。
流行で売れなくなる事を見越して、シーズンアイテムは最初からちょっとしか作りません。
売るべきものは定番商品と決まっています。
だから、流行で売れなくなるなんて事がありません。
以前、大手ラグジュアリーブランドから営業として内定をいただいた時、当時中小企業で350万円程度年収でしたが、600万円の条件をもらいました。
能力や経験に対してそれなりの報酬を用意してくれるのがラグジュアリー業界です。
アパレル販売員を続けていて、販売しか経験がなく他の業界に行くのが厳しいと感じている方は特にラグジュアリー業界を目指して下さい。
販売員でも500万円〜600万円をもらっている人はざらにいます。
中には販売員でも1,000万円を超えている人も少なくありません。
自分の能力やスキル、経験を必ず見てくれます。
僕がラグジュアリー企業から内定を勝ち取った際の転職方法の全てを出し惜しみなく、書いています。
こちらも参考にどうぞ。
アパレル業界で転職を考えているのなら、クリーデンスの登録はマストです。
副業で稼ぐ
僕が選んだ選択はこれです。
ラグジュアリー企業に進んでいれば、それなりの給料をもらえましたし、その後もある程度昇給も望めたと思います。
しかし、もう会社に依存した働き方はうんざりだったので、内定も断り全く別の事務職に転職しました。
今は、定時ピッタリにあがれる公務員のような生活です。
そこで生まれた時間を使い、副業を始めました。
最初は全く稼げませんでしたが、今は月に15万円程度稼げるようになりました。
そしてこれからもっと稼ぐつもりです。
毎月安定して入る会社の給料はとてもありがたいですが、それに期待はもうしません。
稼ぎは自分で作ります。
こんな選択肢もありますよ。
詳しい内容は下記の記事にまとめています。
まとめ
もし現状に満足していないのなら、今すぐに行動すべきです。
正しい方向で行動すれば必ず報われます。
アパレル業界でどれだけ行動しても、報われません。
今すぐ辞めましょう。
いくら働いても給料は上がらないし、休みも少ない。
上司も同僚も疲弊してる。
このままアパレルで働いていて大丈夫なのかな?
将来が不安…
…でも辞めてどうすれば良いのかも分からない…