【記事の内容】
✔︎アパレル営業の仕事内容
✔︎日系・外資系企業の営業のメリット・デメリット
✔︎アパレル営業に転職するには
こんにちは。
サラリーマン副業家のエルバス(@elbaz_side_job)です。
アパレル業界で働きたいと思っても、販売職の情報ばかりで営業を含む内勤の仕事についての情報はとても少ないです。
仕事内容が分からなければ就活や転職の際、対策が立てられません。
実際、ぼくが新卒でアパレル業界を志望した時も、仕事内容に関しての情報が少なく、とても苦労したことを覚えています。
※営業としてアパレル業界に10年近く携わり、日系から外資系ブランドまで幅広く経験しているので、信頼性の高い情報をお届けできると思います。
CONTENTS
アパレル営業の仕事内容
アパレル営業と一口に言っても、
担当する店舗
日系か外資系か
などによって仕事内容が異なります。
大きく分けると以下の2つに分類できます。
- リテール営業
- ホールセール営業
リテール営業は直営店を担当し、ホールセール営業は、卸店を担当します。
ちなみにぼくはリテール営業としてキャリアを積んできたので、今回は主にリテール営業の仕事について解説します。
日系企業の営業の仕事
日系企業の仕事内容は、
- 直営店の予算作成
- 売上計画
- 売上管理
- 販売員のマネジメント、配置・トレーニング、採用
- 展示会の準備
- 取引先との折衝
がメインとなります。
その他細かい仕事を挙げると、
- イベントの立案から設営
- 店頭の販売応援
- 新店オープンの際のスタッフ採用、設営、(退店の際は、撤収作業まで)
- 販促活動(DM・POP・ぺら作成)
などなど。
このようにアパレル営業の仕事を挙げるときりがありません。
社内会議や商談のための資料作りなどでデスクワークも多い他、店頭状況を把握するために店舗に足を運ぶことも頻繁にあります。
日系企業の場合、他職種を兼務する事も多い
大手や外資系企業の場合は、職種ごとに役割が明確に別れています。
一方、中小企業の場合、他職種を兼務する場合があります。
僕が新卒で入った会社がまさにそうでした。
営業が、
- MD(マーチャンダイザー)
- DB(ディストリビューター)
- VMD(ヴィジュアルマーチャンダイザー)
を兼務していました。
ざっくり各部署の役割をまとめると、
MD:マーケットやトレンドの分析、商品企画・販売計画、予算・売り上げ管理
DB:商品の振り分け
VMD:ブランドコンセプト・シーズンコンセプトに沿ったディスプレイ作り
加えて、ホールセールの管理と、ECサイトの管理も営業が一貫して行う場合もあります。
言ってしまえば、『何でも屋』が日系企業の営業の役割です。
外資系企業の営業の仕事
基本的な仕事内容は、日系企業の営業と同じです。
1番の違いは、役割が明確なことです。
外資系企業の営業の主な仕事は、
- 売上管理
- スタッフマネージメント
- 百貨店との折衝
のみです。
日系企業のように他の職種を兼務するようなことはありません。
営業として徹底的に役割を深掘りし、結果を出すことを求められます。
いわゆる、売上増を目的とする一般的企業の営業に近いのが外資系営業の役割と言えます。
本国の指示通りに動く
外資系企業の場合、当然ヘッドオフィスは本国にあります。
そのため、基本的には本国の指示のもとに動くことになります。
特に商品に関してはデザインから生産まで本国のチームが行なっているので、こちら(日本法人)が絡むことはありません。
各国の法人がやるべきことは『商品を売ること』です。
販売員のマネジメントが1番の役割
外資系企業の場合、売ることがすべてなので、販売力(販売員)を強化しなければなりません。
販売職の給与水準が日系企業よりも外資系企業の方が高いのは、このような理由があります。
そしてその販売職をマネジメントするのが、営業の仕事です。
店舗が上手く機能するように、
- スタッフのコンディション維持から人員配置
- スタッフの採用、トレーニング
- 店舗の好ロケーション確保(取引先と交渉)
- 設備・什器・備品など管理と維持
- 売れ筋商品の在庫確保
- 売上を上げる為の施策の考案
など、とりわけヒト(スタッフ)・モノ(商品)・ウツワ(店舗環境)を最適化し、販売員が販売に集中出来るように環境を整えます。
日系・外資系企業の営業のメリット・デメリット
これをみて、どちらの営業が自分に合うか一つの目安になるはずです。
日系企業のメリット・デメリット
日系企業の営業のメリットは、営業が手掛ける仕事の幅が広いので様々なスキル・知識が身につくことです。
同じ日系アパレルへの転職はもちろん、他業界でも引く手数多の存在になれるはずです。
本来の営業としてはスキルを磨く環境とは言えません。
外資系企業では営業としての高い専門性が求められるので、浅く広いスキルではあまり評価してもらえません。
外資系企業のメリット・デメリット
外資系企業のメリットは、営業のスペシャリストになれることです。
- コミュニケーション能力
- ヒアリング力
- 課題発見力
が身につきます。
ぼくが、日系企業からラグジュアリーブランドへ転職しようとした際、全く相手にしてもらえませんでした。
しかし、外資系企業で経験を積んだ後、再度転職した際は大手ラグジュアリーブランドから内定をもらう事が出来ました。
※日系企業の営業の場合、仕事内容が特殊なので他業界の営業への転職が少し難しいです。
一方デメリットは、営業としての専門性が高いので、他業界の他職種への転職のハードルが高くなることです。
アパレル営業に転職するには
アパレルの営業を目指すのであれば、アパレル専門の人材紹介サービスを使うのが1番です。
専門の人材紹介サービスを使うメリット
- エージェントが業界に精通している
- コンフィデンシャル案件が多い
アパレル業界は少し特殊なので、大手の人材紹介エージェントは業界事情をあまり理解していません。
一方、アパレル専門のエージェントは転職の進め方を熟知しています。
また、市場に出回らないコンフィデンシャル案件も多数抱えているので、希望する企業が見つかりやすいです。
おすすめのエージェント
アパレル専門のエージェントは2つです。
一つ目は、『クリーデンス』です。
アパレルの転職エージェントとして実績ナンバーワンの『クリーデンス』。
大手・セレクト・外資・商社など多数の求人を揃えています。
アパレル業界の転職の際は、必ず登録すべきエージェント。
\登録はこちら/
ファッション・アパレル業界の【クリーデンス】会員募集
もう一つは、『ファッショーネ』です。
こちらもクリーデンス同様に業界に精通したエージェントが揃う、人気の人材紹介会社です。
コンフィデンシャル案件を多数抱えているので、必ず登録しておくべきエージェントです。
\登録はこちら/
アパレルの求人・転職なら【ファッショーネ】!!
まとめ
✔︎アパレル営業の仕事内容
✔︎日系・外資系企業の営業のメリット・デメリット
✔︎アパレル営業に転職するには
についてまとめました。
もしアパレル営業についてその他にも聞きたことがあれば、コメント欄から質問してください。
分かる範囲でなんでもお答えします。
調べてもあまり情報がないんだよなあ。
今後の就職活動に役立てたいので、誰か詳しく教えてくれないかな?