【記事の内容】
✓作業に適した環境は無音が良い?
✓少しの雑音が集中力を上げる理由
✓あなたはどちら派?
こんにちは。
サラリーマン副業家のエルバス(@elbaz)です。
今はパソコン一台あれば大抵の仕事がどこでもできる時代です。
フリーランスの方や、仕事終わりに副業をしている人はカフェで仕事をしたりしますよね。
ぼくは、カフェなどの雑音の中で作業するのは、気が散ってしまうので、全然はかどりません。
一方、静かな環境よりも、『少しの雑音があった方が集中できる』という人もいます。
いったいどちらが正解なのでしょうか。
CONTENTS
作業は『無音』環境ですべき?
基本的に作業中は、『なにか聴きながら』というのはあまりおすすめできません。
最近の脳科学研究で『人間の脳は複数の作業を同時には行えない』ということが明らかになっているからです。
つまり『音楽を聴きながら』作業というのは脳に負担をかけ、作業効率を低下させるということです。
そのことに関しては、先日書いた『マルチタスク(ながら作業)』は生産性を下げる』という記事にまとめています。
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このことから考えると、『無音』の方が基本的には作業環境に適した場所と言えます。
ただ、『カフェなどの多少の雑音環境の方が集中できる』という人も確かにいます。
実は、雑音環境で作業効率が上がる人と下がる人でタイプが分かれるのです。
そして作業効率が上がる人にはある特徴がありました。
雑音環境で作業効率が上がる人と下がる人
カフェなど少し騒がしいくらいの方が集中できる人っていますよね。実は、多少雑音がある方が作業効率が上がる人と、下がる人とで分かれます。普段集中力が高い人は『無音』、集中力が低い人は『雑音』がある方がいいと言われています。あなたは『無音派』、『雑音派』どちらですか?ぼくは無音派です🤓
— エルバス@サラリーマン副業家 (@elbaz88518231) December 25, 2019
カフェなど少し騒がしいくらいの方が集中できる人っていますよね。
実は、多少雑音がある方が作業効率が上がる人と、下がる人とで分かれます。
普段集中力が高い人は『無音』、集中力が低い人は『雑音』がある方がいいと言われています。
あなたは『無音派』、『雑音派』どちらですか?
ぼくは無音派です🤓
また、こんな実験が行われていました。
ストックホルム大学の研究によると、普段集中力が足りない生徒にホワイトノイズを聞かせると、学習効果が上がりましたが、逆に集中力が高い子どもにホワイトノイズを聞かせると、学習効果は低下しました。
『静かな環境』がはかどるのか、『少しの雑音』があったほうがはかどるのかは、個人差があるのです。
出典:『学び効率を最大化する インプット大全』<サンクチュアリ出版> 樺沢 紫苑
つまり、
『普段の集中力が高い人』→『無音環境』
『普段集中力が低い人』→『少しの雑音環境』
がどちらの環境が適しているかの判断基準です。
少しの雑音が集中力を上げる理由
『雑音』つまり、ホワイトノイズが他の音(雑音)を中和し、余計な音が聞こえなくなり、集中できるようになるからです。
ホワイトノイズ効果
それは、、、
ホワイトノイズ (White noise)[1]とは、ノイズの分類で、パワースペクトルで見ると対象となるそれなりに広い範囲[2]で同程度の強度となっているノイズを指す。「ホワイト」とは、可視領域の広い範囲をまんべんなく含んだ光が白色であることから来ている形容である[3]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
上にYouTubeの音源を載せておくので実際に聴いてみてください。
そしてホワイトノイズには、
・集中力アップ
・睡眠誘導
効果があると言われています。
この効果を簡単に言うと、ほかの雑音をホワイトノイズの『シャー』という音が間に入ることにより、他の音を打ち消すというものです。
そのため、余計な耳障りな音が聞こえなくなり、集中力や睡眠誘導の効果があると言われているのです。
ただホワイトノイズは、先ほどからお話ししているように、普段集中力がある人には逆効果となります。
ホワイトノイズの効果があるのは、『雑音派』のみです。
ホワイトノイズは『自然音』で代用できる
『雑音派』の人は、波の音、風の音、鳥のさえずりなどの自然音を小さな音量で聴きながら勉強、作業するのはアリです。
出典:『学び効率を最大化する インプット大全』<サンクチュアリ出版> 樺沢 紫苑
上記の通り、雑音派の人は自然音でもホワイトノイズ効果を得ることができます。
もちろん、
家だと家事を手伝わされる
本や漫画が目に入って集中できない
などの別の要因もそれぞれあると思います。
が、単純に『少しの雑音がある環境』の方が集中できるという人は、なにもカフェに行かなくても、家で自然音を流すだけでも、カフェと同じ環境を作ることができます。
さて、あなたはどちら派?
ここまでお話しした通り、人によって作業効率が上がるのは、
静かな『無音』環境
少し音のある『雑音』環境
とで分かれることが分かりました。
見分け方は、
静かな『無音』環境 → 普段集中力がある人
少し音のある『雑音』環境 → 普段集中力がない人
です。
間違った場所で作業してしまうと、逆に作業効率が下がる恐れがあるので、
『カフェでの作業の方がお洒落だから』
などの理由で自分が本来適していない場所での作業は避けましょう。
どちらが適しているかは実際に試してみればすぐに分かります。
まとめ
✓作業に適した環境は無音が良い?
✓少しの雑音が集中力を上げる理由
✓あなたはどちら派?
についてまとめました。
最後に、本日の記事を書くにあたり参考にした本を一冊ご紹介します。
日本一アウトプットする精神科医で有名な樺沢紫苑先生の、
『学び効率が最大化する インプット大全』です。
ページごとにインプットに関しての情報がまとめられているので、パラパラめくりながら読むだけでもとても参考になります。
気になる方はぜひ一度読んでみてください。
静かな家でやっている人もいるし、カフェなど少し音がする方が集中できるという人もいる。
ぼくはどちらが向いているのだろう。
『無音環境』と『雑音環境』だとどちらが良いのか誰か教えてくれないかな?