FIREムーブメントとは?|アーリーリタイアで理想の人生を手に入れる!

FIREについて知りたい人

『FIREムーブメント』っていうのが、欧米を中心に流行ってるらしいけど、一体どんな考え方なんだろう?

今後日本でも流行るかもしれないし、知っておきたいな。

誰か分かる人教えて!

ドリス
今日はこんな疑問に答えるよ♪
エルバス
FIREを実現できれば、理想の人生が手に入るかもしれません!

【記事の内容】

✓FIREムーブメントとは

✓FIREを実現するためには

✓日本で普及するか?

✓まずはサイドFIREを目指そう

✓理想の生き方を手に入れよう

こんにちは。

サラリーマン副業家のエルバス(@elbaz_side_job)です。

日本ではまだ浸透していませんが、欧米を中心に『FIRE』という考え方が広がりつつあります。

FIREは簡単に言えば、『さっさとリタイアして自分が本当に望む生き方を手に入れよう』という考え方です。

ドリス
正にパパさんが目指す生き方だね!
エルバス
うん!今日は『FIREムーブメント』について、そして『FIRE』を実行するため必要な考え方をご説明します。

FIREムーブメントとは

改めて、FIREについてご説明します。

FIREは、

Financial Independence & Retire Earlyの頭文字から『FIRE』と名付けられた造語です。

日本語に訳すと、『経済的自立早期リタイア』となります。

エルバス
簡単に言うと、経済的に独立して、早いうちに仕事を辞め、自分が理想とする人生を送ろう!ということです。

FIREを実践する人々が欧米諸国を中心に広がり、この流れを『FIREムーブメント』と呼びます。

この新たなライフスタイルは主に、アメリカのミレニアル世代(1981年から1996年の間に生まれた人)を中心に広がりをみせています。

FIREが広がった背景

前述したように、FIREムーブメントはミレニアル世代を中心に広がっており、ミレニアル世代特有の考え方が影響していると考えられます。

ドリス
パパさんもミレニアル世代だよね?
エルバス
そうだよ!ミレニアル世代の特徴はね、
  • ワークライフバランスを重視し、自由な働き方を理想としている
  • マイホーム・マイカーなどの『モノ』よりもイベント・旅行などの『コト』に消費の重きを置いている

『月月火水木金金』のように猛烈に働くという前世代の働き方よりも、ワークライフバランスを重視します。

そして会社に依存せず自分で稼ぐという意識も高く、フリーランスや副業をする人が多いのが特徴です。

エルバス
そんな自由な働き方を良しとするミレニアル世代にとっては、FIREの考え方が生まれたのはある意味自然なことです。

また、(後述しますが)FIREを実行するにはできる限り支出を抑える必要があります。

マイホームやマイカーなどの『モノ』に縛られないミレニアル世代だからこそ実現可能なライフスタイルだとも言えます。

FIREの目的

FIREの目的は、あくまで『自分の理想の生き方』を手に入れることであり、会社を辞めることが目的ではありません。

会社を辞めてから、

『家族と過ごす時間を多くしたい』

『自分の趣味の時間に費やしたい』

など、一度きりの人生を、会社やお金に振り回されるのではなく、『何をして過ごしたいか』がFIRE実現のためのモチベーションとなります。

FIREを実現するためには

では、ここからは実際にFIREを実現するための基本的な考え方をご紹介します。

FIREの基礎となる考え方は、雇われ給料に依存するのではなく、”投資収益”などの不労所得によってリタイア後の生活費を確保することです。

そのためには、投資の利回りだけで生計を立てられるように『投資元本』を貯めることがまず第一の目標となります。

リタイア後に必要な金額

投資元本額=年間支出額×25

年間支出額=投資元本額×4%

上記が、FIREの基本的な資産運用の考え方です。

必要な投資元本額は年間支出額の25倍とFIREコミュニティで定められています。

ドリス
なんで25倍なの?

それは、年間支出額の25倍の貯蓄を4%以上の投資に回すことで、元本を割らずに生活が可能になるからです。

たとえば、年間でかかる生活費を400万円と設定したとすると、

400万円×25倍=1億円

1億円×4%=400万円

という考え方です。

必要元本額は人によって異なる

当然ですが、リタイア後に求める生活水準によって、必要な投資元本額は変わってきます。

田舎で支出を抑えて生きるのであれば、目指すべき貯蓄額(投資額)は少なくて済みますし、都内で生活をするとなるとより多額の貯蓄が必要になります。

このように自分の目指すライフスタイルによって、リタイアまでに貯める必要額は変わり、それに伴い、目標額に到達するまでの期間も変わってきます。

元本額を貯めるための基本的な戦略

FIREの第一人者であるサバディエ氏が提言する元本額を貯める方法は下記の通りです。

  1. まず第一に住宅費・交通費・食費の三大支出をできる限り抑える。
  2. 本業収入を上げ、副業でプラスαの収入も得る。
  3. 生まれたお金を、投資によってさらに増やしていく。
エルバス
これが基本的な戦略です。

日本では普及するか?

基本的な所得が低く、先進国の中で唯一給与の上がらない(1997年~2016年の間)衰退国家である日本では、給与を最大化して投資に必要な額を確保するのはあまり現実的ではありません。

また、働き方改革によって副業が勧められてはいるものの、副業を始めるまだまだ人は少なく、プラスαの収益を得るのも現実的ではありません。

エルバス
以上のことから、日本でFIREムーブメントが起こるのは、まだまだ先であることが予想されます。

残念ながら、日本人の大多数が日々の生活を維持するだけで精一杯なのが日本の現状です。

危機感がある人は動き出している

日本でFIREが広まるのはまだ先だと思います。

しかし、一部の人は会社に依存した生活から抜け出すために、すでに動き始めています。

動き出している人は、経済的に自立し、自分で稼ぐ必要性を知っています。

かつて日本の働き方を支えた、年功序列・終身雇用は崩壊し、これからは実力主義の時代です。

本業でなにかあっても問題がないように、YouTube、ブログ、アフィリエイト、投資など様々な手段を使って、本業以外の収入を増やし、リスクを分散させています。

FIREを目的としなくても、自分で稼ぐ力は必須スキルとなりつつあります。

会社からFIREされるかも

いまは、45歳ですでに早期退職を迫られる時代です。

大企業の多くが、リストラを敢行しています。

明日会社に行って、『お前もういらない』と言われてもおかしくはありません。

会社からの強制的なFIRE(クビ)です。

エルバス
今のうちに自分でFIRE出来るように備えておくことが重要かもしれませんね。

【関連記事】

45歳でリストラされても大丈夫?|これからの時代を生き抜く方法

2019年12月11日

まずはサイドFIREがおすすめ

サイドFIREとは、投資による利回りだけの生活ではなく、リタイア後も自分の得意やスキルを活かして、副収入を得ながら生計を立てるやり方です。

プラスの収入を得ることができれば、投資に回す元本額を減らすメリットがあります。

年間の生活費が400万円必要であれば、月に20万円の副収入があれば、投資額は半分以下で済む計算になります。

リスクヘッジにもなる

また、完全に投資の利回りだけで生活を成り立たせるのは少しリスクが高いです。

この世の中に絶対なんてものはありません。

株に投資しても、会社が潰れればただの紙屑となる可能性があります。

また、利回り4%を買い続けられる保証もありません。

エルバス
万が一に備えて、副業など自分で稼ぐ力を身に付けておき、収入源は複数持っておくことがリスクヘッジになります。

まとめ|理想の生き方を手に入れよう

✓FIREムーブメントとは

✓FIREを実現するためには

✓日本で普及するか?

✓まずはサイドFIREを目指そう

✓理想の生き方を手に入れよう

についてまとめました。

エルバス
個人的には、会社に依存されず自分の理想の生き方を追求するFIREの広がりは、とても素晴らしいことだと感じています。

実現するためには、かなりの時間と労力が必要となりますが、これからの時代を生き抜くための手段として、現代社会を生きるすべてのサラリーマンが実践すべきことだと思います。

たとえ実現できなかったとしても、FIREの実現に向けて行動することは将来のためのリスクヘッジに繋がるはずです。

エルバス
理想の生き方を手に入れるために、いま頑張りましょう!
ドリス
それじゃね♪

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