エルバス自身もアパレル営業職を10年間務め、3度転職をしました。
国内大手アパレルメーカー
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外資系インポートブランド
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大手ラグジュアリーブランド
異なるジャンルの企業に転職する事で、”受ける会社”・”職種”によってどんな服装が適しているのかを学びました。
そして各企業で新卒・中途の面接官も務める事で、採用側の内情も知る事が出来ました。
CONTENTS
決まりがないから面倒なアパレル面接の服装
アパレル面接の場合、服装の決まりがない事がほとんどです。
・自由な服装でお越しください
・私服でお越しください
・服装に対しての明記なし
ただ、最初にお伝えしておきたい事が1つあります。
面接の度にどんな格好していくのか悩む時間、新たな服を買う費用は本当に勿体ないです。
そこに時間とお金を費やすなら、面接対策の時間・面接対策の本でも買った方よっぽど自分の為になります。
服装なんてパパっと決めて、面接対策に時間を費やしましょう!
面接時の服装について抑えるべき3つのポイント
アパレルの面接だからといって、そこまで服装を気にする必要はありません。
アパレルだからと言って合否を服装だけで決める事はしません。
一般企業と同様に一番肝心なのは”スキル”や”経験”そして”雇うメリットは何か”です!
いくら綺麗に着飾っても、お洒落な恰好でも、中身がなければ内定を勝ち取る事は出来ません。
服装に時間とお金をかけず、中身を磨く事に注力すべきです!
常識的な服装で
会社のブランドコンセプトを理解した上で、清潔感のある”常識的な服装”であれば問題ありません。
・他社のブランドロゴが入った服はやめよう
・汚れた服はやめよう
・ヨレヨレの服はやめよう
・デニムはやめよう
デニムやサンダル、シミのついたワンピースや、他社のブランドロゴが入った服(見てすぐどこの服と分かる服もNG)、しわしわのシャツを着て行こうとは思わないはずです。
普通に考えて、大事な面接にそんな服装でいきませんよね。
僕がいう”常識的”とは本当に当たり前の事です。
受ける会社の服を着ていくべきか
全身を受ける会社の服で固める必要はありません!
それよりも、自分なりにブランドコンセプトを理解し、ブランドイメージに合った服装を心がけてください!
そして面接官が、
と働く姿がイメージが出来るように意識してください。
また、ブランドコンセプトを理解する事は、服装の為だけでなく志望動機を考える事にも役立ちます。
『なぜ数あるブランドの中から、ここを受けようと思ったのか。』
これが自分自身で理解出来ていなければ、まず面接官に志望理由は伝わりません。
会社の製品はワンポイント取り入れるだけで十分!
バッグや、アクセサリーなどさり気なく取り入れていくだけで十分面接官の印象は良くなります。
なんて話の”ネタ”に繋がる可能性があります。
そうすれば掴みはバッチリ!お互いの緊張は一気にほぐれ、面接を優位に進められる可能性があります。
それは面接官にとっても言える事で、何か掴みのネタがあると話しやすくなります。
逆に全身ガチガチに応募企業の服で固めてきたとしても、面接官としては正直「頑張ってるな」と思うくらいです。
全身自社の製品を着てくれているからと言って合否に関係があるか?
答えは”NO”です。
しかも、そのコーディネイトが似合っていれば良いですが、ブランドイメージやコンセプトが合っていなければ逆にマイナス印象を与えるだけです。
アウトです!
背伸びして無理をするのではなく、自分が良いと思う服で自信を持って面接に臨んでください。
何より受かるかどうか分からない面接の為に無駄な出費をする必要もありません。
受ける企業によって服装を使い分ける
面接を受ける企業や職種によって服装はある程度決まってきます。
・内勤志望で外資系企業を受ける場合は男女共にスーツ一択
・内勤志望でカジュアルブランドの場合は男女ともにビジネスカジュアルでOK
・販売志望で外資系企業を受ける場合は男女ともにスーツ一択
・販売志望でカジュアルブランドの場合はブランドテイストにあった服装でOK
これが基本的な考え方です。
営業職で転職した僕の場合は、
新卒で受けたドメスティックカジュアルブランド服装例
カジュアルブランドの場合、スーツでは固すぎますし、面白くないと判断されます。その為、足元はスニーカーを選び遊び心を出しました。
もっとカジュアルな恰好でも良かったのですが、カジュアルブランドと言えど営業職志望でしたので、ビジネスカジュアルに抑えました。
外資系2社を受けた時の服装例
アパレル外資系企業を受ける場合、一般企業と同じくスーツが無難です。
国産のアパレルメーカーの社内は自由な服装で過ごしている人が多いですが、外資系企業の場合、スーツの場合が多いです。
ただ、遊び心はいりませんが、アパレルなのでスタイリッシュにまとめましょう!
外資系企業の販売職の場合、基本的に自社ブランドのスーツを貸与される場合が殆どなので、リクルートスーツでいけばまず問題ありません。
多くの外資系ラグジュアリーブランド販売スタッフはスーツを着ているはずです。
一方、カジュアルブランドの場合は、お店で販売している服を着ている場合が殆どです。
ただ、ラグジュアリーブランドの中でもキャラクター色の強いブランド(マルニやステラマッカートニー、バレンシアガなど)は、スーツではなくカジュアルブランドと同様に自社の製品をユニフォームとして着ている場合があります。
そういった企業の場合は、応募先企業の製品をポイントとして取り入れ、綺麗目な服装を心がけ面接に臨みましょう。
面接官は服装で落とすことはほぼない
これまでにお伝えした3つのポイントを抑えれば、面接官は”服装”で合否を決める事はまずありません。
見ているのは他業種と同じ、その人自身の”スキル”や”経験”そして”雇うメリットは何か”です。
面接官は服装を細かくチェックなどしませんし、インタビューシートに「応募者の服装について」なんて項目もありません。
また、服装で合否を判断するような企業はやめた方が良いです。
自分の本質を見てくれてはいません。
服装ではなく、”何故志望したのか?”という企業とのエピソードを身に付けていくべきです。
エージェントに相談するのもあり!
エージェントは面接のノウハウを熟知しているプロです。
各企業の面接の傾向をこれまでの実績から得ています。
何を着ていけば良いか判断がつかない場合は、エージェントに相談するのもありだと思います!
アパレルで転職を考えている場合は、実際利用するかどうかは別として情報を仕入れる為にもエージェントと繋がっていた方が転職を有利に進められます。
アパレルの転職であれば、求人数・サポート力・情報量がとても優れているクリーデンスの登録はマストです!
まとめ
”お洒落に着こなさなくては”・”応募先の洋服を揃えなくては”
など気にする必要はありません。
アパレルの面接と言えど、受ける会社のコンセプトを理解し、清潔感のある服装であれば問題ありません。
服装よりも”面接の質”が大事です。
服装に時間をかけるのであれば、
店舗見学
商品分析
スタッフはどんな人がいるのか
ターゲット層はどこか
などの企業研究に費やした方が内定勝ち取る為には近道です。
しつこいですが、服装対策よりも面接対策に時間を使いましょう!
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