【アパレルの仕事】アパレル営業の出張は超絶ハード!4つの理由!

アパレル求人の広告を見ていると、『国内・国外出張多数』なんてポジティブなイメージで大々的に謳われていますが、経験者から言わせれば、むしろマイナスイメージの広告を謡っているようにしか思えません。

なぜならば、アパレル営業の出張はただただ”激務”
楽しい事なんてありません。

一般的な出張のイメージと言うと、仕事終わりに現地の美味いご飯を食べ、美味い酒を飲み、翌日は有休を使い観光に行く!なんて事を思い浮かべる人もいるかもしれません。

他の業界は分かりませんが、アパレル営業を選ぶのであれば、そんな事をしている余裕も時間もありません。
諦めて下さい。

めちゃくちゃ忙しいし、自分の時間なんて一切ない。

唯一『ホッ』と一息つけるのは新幹線や飛行機の中だけです。

出張の度にくたくたに消耗し、休みなんて取れずまた忙しい日々が始まります。
出張先からオフィスに直行するなんて事も日常茶飯事です。

僕は10年間アパレル業界の営業として勤めてきました。
担当していた店舗は平均して、全国の百貨店を中心とした30~40店舗程です。

店舗回りをする為に、月に2、3回は北は北海道から南は鹿児島まで飛び回ります。

友人からは日本全国(たまに海外など)に行くので『経費を使って全国に行けるなんて羨ましい!』とよく言われていましたが、『いやいや、お金出しても良いから代わりに行ってきてくれ』と思っていました。(笑)

入社当時は憧れのアパレル営業として、全国各地に出張出来るなんてなんて格好いいのだろうと思っていましたが、その気持ちは直ぐに消え失せました。

僕が元々出不精という事も原因ですが、きっと現状を知ったらみんな出張なんて行きたくない…。疲れるだけ。と思うはずです。

なぜ僕がこれほどまでに出張が嫌になったのか理由をご説明します。

転職サイトの謳い文句に騙されて『アパレル営業になって日本全国駆けまわりたい!』と思った人!これを読んで一度冷静に考えてみて下さい。

そうすれば入社後理想と現実のギャップに悩まされる事が減るかもしれません。(笑)

アパレル営業の出張の目的

アパレル営業の出張の目的は、

・取引先(百貨店やファッションビル等)との折衝、コンベンション

・新規店オープン準備・クローズ店撤退作業

・ポップアップストアなどのイベント設営・手伝い

・店舗スタッフとのミーティング

が主になります。

ある程度メジャーなブランドになれば、全国至る所に出店しているので、出張の頻度は多くなります。

忙しい時には週一で全国を飛び回るなんて事もあります。

出張がとにかくキツイ4つの理由

とにかく忙しい

イベントの準備などで出張に出た場合、朝から晩まで働き詰めになります。

営業時間中は準備作業が出来ないので、閉店までバックヤードで作業をしたり、取引先と商談、スタッフと面談などをして過ごします。

本格的な作業が出来るのは閉店後からです。
閉店後となると大体どこの店舗もクローズ時間は20時・21時になります。

そこから準備を始めると夜中まで掛かる事は当たり前。しかも、アパレルのイベント等の設営の場合、装飾の業者や商品の搬入など自分たちのだけでは完結出来ない事も多いので、待ちの時間が長かったりします。
トラックの搬入が遅れ、準備が出来ず終わる時間がどんどん後ろ倒しになるなんて事もよくある事です。

準備後はスタッフを連れて飲みに行くのが恒例なので、皆を連れて一杯飲み、ホテルに帰れるのは3時・4時になります。

開店前に最後の調整をする為朝も早く、7時・8時には現地に入り準備します。

オープン後は、販売応援として入り一日店頭に立ちます。

帰る頃には疲弊しています。

分刻みのスケジュール

経費削減の為、出張に出た場合、近隣の店舗にも予定を付け、一回で出来る限り多くの店舗を回ってくるのがアパレル営業の鉄則です。

また、アパレルの風土なのか、一つの店舗に行って、近くの自社ブランドの店舗には寄らなかった場合、スタッフからクレームが入ります。『なぜ近くまで来たくせに私たちの店舗には来てくれなかったのか』と。

アパレル営業の大事な仕事の一つに、『販売スタッフが気持ちよく働ける環境作りをする』があります。スタッフ様のご機嫌を損ねているようでは一人前の営業にはなれません。

出張ルートで例を挙げると、京都に出張に行ったとします。そうすると必ず大阪には顔を出します。大阪まで来たら神戸にまで行きます。そして帰り道に名古屋に寄ります。

一つの地域に2~3店舗はあるので、出張中に8~12店舗を訪問する事になります。

取引先と商談⇨スタッフとミーティングの予定をびっちりと組みます。それを一泊二日で終えなくてはならないので、分刻みです。酷い時には半日で回る事もあります。

休む暇もなく、ノンストップで動かなければ回り切れません。

プライベートの時間はない

冒頭でもお伝えしたように、出張に対して美味しい物を食べ、美味い酒を飲み、時間を作って観光なんてイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますが、これまでにご説明した状況を知ればそんな時間が一切ない事はお分かりいただけると思います。

ただ、たまに早く仕事を上がれる事もあり、食事を楽しめる事もあります。が、基本的にスタッフと一緒です。一人で繁華街に繰り出すなんて事は出来ません。

ちなみに、ケチな会社・事業部では交際費を出さないところもあるので、自腹を切って御馳走するなんて事もあります。

また、地方店に出張に行った場合よくあるのが、ようやく仕事を終えて施設を出たころには、店が閉まっているなんて残念な事も多々あります。

そんな時は仕方なく、コンビニで弁当を買ってホテルで食べるなんてメチャクチャ寂しい思いをする事もあります。

出張帰りからそのままオフィス直行は当たり前

アパレル営業は外回りも多いですが、デスクワークも非常に多い職種です。

その為、出張に長く出てしまうと、オフィスでの仕事が溜まってしまい、家に帰って休んでる場合ではなくなります。

くたくたになった身体にムチを打って、出張先からオフィスに直行し夜中まで働くなんて事もアパレル営業のあるあるの一つです。

生産の出張は面白い?

少し話が逸れますが、僕がアパレルの職種の中で唯一、羨ましい出張をしているなと思うのは『生産』の人たちです。

彼らの仕事はデザイナーや企画がデザインした物をどこの工場で作るか、どの生地を使うかの選定する事です。

工場・生地屋からすると自社を使って欲しいので、生産が現地視察に訪れた場合、完全にお客様扱いで接待を受けます。

国内外の工場や生地屋を巡り、現地の美味しい物を食べ美味い酒を振舞われます。

営業の出張とはえらい違いです。

まとめ

アパレル営業の多くが、薄給・激務が基本です。アパレル営業って格好良さそう、出張で全国各地に行けるなんて楽しそう!という理想を持っている方には向かないかもしれません。

その激務にやりがいを感じられるドMな人たちがアパレル営業として生き残れます。また、人と接する事が大好きな人にも向いています。

僕は現在、アパレル業界を抜け出し、地味なデスクワーク中心の仕事に就きましたが、思い返せば様々な事を経験し成長出来た環境だったなあと思います。激務とはいえ、日本全国を回れた事も今は良き思い出です。

また、全国に知り合いを作れたことも今は財産の一つになっています。かつての仕事仲間が、今は良き友人です。

旅行に出来た時に、各地でかつての戦友たちと会える事が今の楽しみの一つになっています。

悪い事ばかりではなかったなと思います。

ただまた戻ろうとは思いませんが。(笑)

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