経験者が教える外資系アパレルの仕事内容|日系企業との違いはなに?

外資系アパレルに興味がある人
外資系アパレル企業に就職したいんだけど、一体どんな仕事をしているんだろう。

それに、日系企業との違いなんかも知りたいな。

やっぱり、日系に比べたら給料もいいのかな?

誰か詳しい人教えてくれないかな?

ドリス
今日はこんな疑問に答えます。

【記事の内容】

✓外資系アパレルの仕事内容

✓日系企業との3つの違い

こんにちは。

エルバスです。

ぼくは、日系アパレル企業の営業職からキャリアをスタートさせ、外資系企業、ラグジュアリーブランドまで転職し、10年近くアパレル業界に従事してきました。

アパレルを目指す方の中には、外資系企業に進みたいと思っている方も多いかと思います。

エルバス
そこで今日は、外資系企業の仕事内容と日系企業との違いをご説明します。

外資系アパレルの仕事内容

外資系のアパレル企業は簡単に言えば、ブランドの『販社』です。

本国から買い付けた製品を販売する『プロの販売集団』と言えます。

エルバス
本国が生産する製品の流通を円滑化し、ブランドの世界観を広めることを目的としています。

そのため、日系企業のように店舗ごとに個性はなく、店舗はすべて同じ作り、スタッフも同じ服を着ています。

すべて本国の指示のもと動く

外資系企業は『ブランドの世界観』に重きをおくので、発信はすべて本国が主体となります。

  • 商品構成
  • レイアウト
  • 販促
  • イベント

など、すべて本国の指示のもと動きます。

エルバス
販社が勝手に行動することは許されません。

プロ意識が高い

それぞれの部署(MD・PR・営業・販売)が高い専門性を持って仕事に取り組みます。

プロ意識が高く、即戦力を求められるので、部署ごとの異動はほぼありません。

日系企業との違い

日系企業との違いは主に4つです。

  • 給料
  • 販売までの過程
  • 服装
  • 仕事の内容

ひとつずつご説明します。

給料

外資系企業の給与は高いイメージを持っている方が多いですが、給料に関しては、日系・外資系で違いはそうありません。

あえて違いを言うのであれば、日系は月給制が多く、外資系は年俸制の場合が多いくらいでしょうか。

ただ、コングロマリット系の大手外資系ラグジュアリーブランドや、単独でも強いブランド力を持つ”CHANEL”や”HERMES”などに就職すれば話は変わります。

エルバス
実際、ぼくが外資系ラグジュアリーブランドに転職した際は、450万程度(年収)が600万+インセンティブにまで上がりました。

役職は特にありませんでしたが、スタッフクラスでも高報酬を得られます。

マネージャークラスになれば、1000万以上もらっている人も多数いるのがラグジュアリーブランドです。

給料が目当てで外資系を目指すのであれば、ルイヴィトンの”LVMH”やGUCCIの”KERING”などを目指す事をおすすめします。

販売までの過程

日系企業は、

企画→製造→販売

まで自分たちで行います。

一方、外資系企業は、

買い付け→販売

だけです。

企画製造は本国で行うので、日本支社が行うのは、簡単に言えば『買い付けと販売』だけで、商品企画に携わることはありません。

一方、日経企業は商品に関係する全てのことを自分たちで行います。

エルバス
アパレルの会社をイメージした時に、アトリエのような場所でお洒落な人たちがサンプルを片手に会議をしているような光景は日本のアパレル企業です。

服装

日経企業は自分たちが好きな服を着て、短パンの人もいればビーサンの人もいます。

エルバス
アパレルらしく自由な服装の人が多いです。

外資系は、一般企業とそう変わりありません。

内勤も販売職も基本的にスーツです。

※カジュアルブランドは別

エルバス
男性はスーツかジャケパンスタイルが基本で、女性はオフィスであっても指定のユニフォーム着用なんてケースも多いです。

販売員の制服も違いがあります。

日系企業の場合は、店頭にある服を自由に選べたりしますが、外資系は本国の指示のもと全ての行動が決まるので、決められた制服かスーツ着用がスタンダードです。

仕事内容

先ほども軽く触れましたが、外資系企業は販社なので本国の指示のもと動きます。

  • 商品展開
  • 販促
  • 店頭レイアウト
  • 制服
  • イベント

など、何をやるにしても本国の指示を得なければなりません。

逆に日経企業は自分達が主体(メーカー)で動きます。

  • どんなテーマにするか
  • 商品をどれだけ作るか
  • それをどのように店頭に落とし込むか
  • ディスプレイはどうするか
  • モデルは誰を使うか

など全て自分達で考えます。

また、外資系の場合は部署の線引きがハッキリとしています。

与えられた仕事(自分の職域以外)以上の事はしません。

エルバス
各部署の担当者が密に本国と連絡を取合い、自分に課せられた仕事を全うします。

一方、日系企業は職種の線引きが曖昧な事が多いので、営業がMDやVMDを兼任なんて事も多いです。

自分の裁量で多くの仕事を行う事ができるのが日系企業
大きな企業の一つの歯車として働くのが外資系企業

と言えます。

まとめ|日系・外資系で向き不向きがあるので自分に合った選択がおすすめ

✓外資系アパレルの仕事内容

✓日系企業との3つの違い

についてまとめました。

外資系企業の働き方は、一般企業とそう違いはなく、アパレル色は割と薄いです。

どちらが良い悪いではなく、向き不向きがあるので、一概に外資系企業が良いと思わずに、自身にあった企業を選ぶべきだと思います。

最後に、実際にぼくが転職の際に利用したエージェントをご紹介します。

アパレルの外資系企業に転職するならば、以下の3つのエージェントの登録はマストです。

業界最大手の『クリーデンス』

ファッション・アパレル業界の【クリーデンス】会員募集 

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ラグジュアリーに特化した『アズール&カンパニー』

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エルバス
この3つに登録しておけば間違いありません。
ドリス
それじゃね♪

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