こんにちは、NBマニアのエルバスです。
僕の愛が伝わったのか、検索上位に表示していただけるようになり感謝の気持ちでいっぱいでした。
しかし、検索キーワードを調べてみると『M1700 ダサい』からの流入がほとんど。
僕が期待したキーワードは、
「M1700 格好いい」
「M1700 素晴らしい」
「M1700 ハイエンドモデル」などです。
M1700信者として、このM1700の『ダサい』というイメージを覆さないといけません。
CONTENTS
なぜニューバランスはダサいと言われるのか
M1700に限らずニューバランスがダサいと言われる理由は『おっさんが履く靴』というイメージが強いせいです。
今では多くのモデルが展開され、プライスレンジが広がり、安価でありながらも優れた性能を誇る”574”などの人気モデルが登場しました。
そのお陰もあって、一般ユーザーにも”ニューバランス”の名が広まりました。
しかし、かつてのニューバランスは非常に高価で、お金を持ったおっさんしか買えませんでした。
その上、ニューバランスは元来ファッションシーンでの使用を目的として作られた靴ではなく、スポーツシーンでの使用を目的として作られた”ランニングシューズ”です。
例えば、人気の500シリーズは野山を走る為の”トレイルラン”を目的として作られた靴。
990シリーズは競技用の”トラックラン”を目的として作られた靴です。
またニューバランスは、機能性がとても優れた靴なので、デザイン性がどうこうよりも、『履き心地に惹かれたファン』が非常に多いのです。
ファッション目的ではなく、『履き心地』優先で服装に興味のないおっさん達に選ばれ続けた結果、更に『おっさん靴』というイメージが定着してしまったのです。
大いに個人の偏見が入っています。
ニューバランスがダサくない理由
ニューバランスを日本のファッションシーンに持ち込んだ立役者
まず1人目がニューバランスを日本のファッションシーンに持ち込んだ、人気セレクトショップ・ユナイテッドアローズの上級顧問兼クリエイティブディレクターの栗野宏文さん。
2人目がニューバランスの広告塔として、ファッションアイコンとしてニューバランスを世間に広めた人物である、世界的な音楽家の坂本龍一さんです。
画像i引用:MEN’S EX JAPAN
栗野さんはユナイテッドアローズの店舗を通してニューバランスを展開し、ファッションアイテムとしてニューバランスを日本に持ち込んだ方です。
その結果、それまでの野暮ったいイメージが覆り、ファッションシーンでも活躍する靴としてニューバランスは世に広まりました。
ちなみに栗野さん自身もかなりのニューバランスの愛好家で、M1700を始め、何十足も所有されています。
画像引用:GQ JAPAN
そしてニューバランスをファッションシーンに持ち込んだ立役者の2人目が、坂本龍一さんです。
坂本龍一さんは昔からニューバランス愛好家として有名で、ブランドの広告塔としても起用されている方です。
ファッションアイコンとしてファンも多く、ニューバランスを取り入れたスタイリングはとても上品で素敵です。
そうしたスタイリングが注目を集め、ニューバランスのファッション性を世間に広めました。
お洒落な2人が履くことで、休日のおっさんが履く靴からファッションシーンで使える靴として生まれ変わったのです。
『ダサい』かどうかは実際に履いてから判断するべき
しかし、依然ニューバランスが『おっさんの履く靴』というイメージを払拭しきれないのが現状です。
お店で実際手にし、試着してみた結果『ダサい』と言うなら仕方ありません。
『好みが合わなかったんですね』と思うだけです。
しかし、手にしてみた事もなくイメージだけで『ダサい』と言うのはナンセンスです。
今やニューバランスはファッションアイテムとして認知されています。
そういう人に限って『ニューバランスってランニングシューズみたいな野暮ったい靴でしょ?』などと言うのです。
もちろんニューバランスファンの僕でも、全モデルが格好良いとは思いません。
しかし、好みの問題はあれどM1700は確実に格好良いモデルです。
画像引用:mastered
画像引用:GQ JAPAN
日本のファッションシーンを牽引してきた栗野さんも坂本さんもM1700を愛用しています。
ニューバランスは見た目重視の靴ではない
ニューバランスの始まるはアーチサポートや矯正靴・偏平足などを扱う専門店が始まりです。
そこからスポーツ分野に進出し、今のニューバランスがあります。
100年の長い歴史があり、足に関する知識と製造の技術は他のメーカーの比ではありません。
ニューバランス独自のテクノロジーも多く開発され、素晴らしい履き心地を誇ります。
M1700はその中でも1000番台と呼ばれるニューバランスの最高峰のテクノロジーを搭載したフラッグシップモデルです。
ニューバランスの数あるモデルの中でも履き心地はトップクラスです。
また米国製・英国製のモデル(M1700は米国製)はニューバランスの靴職人は一足一足ハンドメイドで製造しています。
工場で大量生産されているような靴とは違います。
おっさん靴はダサくない。M1700はダッドシューズの先駆け!
2018年ファッションシーンを席巻したトレンドは“ダッドシューズ”でした。
ダッドシューズはその名の通り、『おっさんが履くような靴』の事です。
今流行りのダッドシューズはボリュームあるシルエットとハイテク感のあるデザインが特徴的です。
ルイヴィトン・シャネル・バレンシアガなど大手メゾンがこぞって展開し、更に人気に火が付きました。
おっさん靴と言えば、そう、散々おっさん靴として馬鹿にされてきたニューバランスです。
M1700はニューバランスの中でもボリュームあるシルエットとハイテク感の強いモデル。
まさにキングオブダッドシューズと言えます。
M1700はON・OFFで使える優れモノ!
M1700はボリューム感あるシルエットと近未来を思わせるデザインは存在感ばっちりで、足元にアクセントを加えてくれます。
アッパーの素材にはレザーが使われているので、個性的なデザインでありながらも落ち着いた上品な面もあわせ持っています。
その為、カジュアルシーンにもちろんの事、先ほどの栗野さんや坂本さんのコーディネイトのようにジャケパンスタイルに合わせても、大人のモード感を演出できる優れたデザインです。
今や女性ユーザーも多いモデル!
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2016年に復刻版が登場したタイミングで、レディースサイズの展開も始まりました。
その結果、女性ユーザーの心を掴む事に成功しています。
最近では、街中で女性が履いている姿をよく見かけるようになりました。
まとめ
いかがでしょうか?
M1700がダサいと思われている方、少しは考え方は変わりましたでしょうか?
ニューバランスの魅力は口だけでは伝えきれないので、是非最初から嫌悪せずに実際に手にして、試着してみてください。
そうすればM1700の良さがきっと分かるはずです!