今回はアパレル本社で働く人々の服装についてご紹介します!
アパレルで働く人たちはみんな”お洒落そう”とイメージされる方が多いかと思いますが、そんな事はありません!
『皆が皆お洒落な訳ではないよ』ってことを10年間アパレル業界で働いてきた僕が教えちゃいます。
(お洒落じゃないと言ったら語弊があるかもしれません。アパレル業界と言えどお洒落に無頓着な人も多いのが事実です。)
もしこれからアパレル業界を目指す方、内定が決まっている方も、どんな服で出勤すれば良いの!?なんて気負わないで大丈夫です。
いつもの服で行けばOK!
CONTENTS
みんなどんな格好しているの?
基本的にスーツを着ている人はいません。
営業以外はみんな思い思いの服を着ています。
営業は外部の人間(百貨店やファッションビルの担当者など)と会う事が多いので、一応ジャケパン等綺麗目なスタイリングが基本です。
女性も商談のある日は、衿のある服、ヒールの靴を履いてくるなど、一応意識します。
ただ会社によってユルイところはユルイです。
僕が出会った上司の中の一人は、Tシャツで商談に行く人もいました。
商談がある日に『F○CK YOU』と書かれたTシャツを着てきてしまい、さすがにマズイと思ったのか、商談に行く途中でユニクロに寄り、白Tを買っていました。
それでもTシャツなんだ!と思いましたが。(笑)
そんな感じの世界です。
営業以外の部署は短パン・Tシャツで出勤する人もいれば、休日のお父さんのようなヨレタシャツに薄汚れたチノパンで出勤する人もいます。
アメカジが好きな人もいれば、ストリート系が好きな人もいますし、モードが好きな人もいます。
色んな好みの人たちがいるので、それがお洒落かどうかは別としてファッションが楽しめる環境である事には間違いありません。
プレスはお洒落?
一番お洒落な人・気を使っている人が多い部署はプレスです。
プレスは企業の”顔”です。
また、営業と同様に外部と接する事が多い職種ですし、トレンドに敏感でならなくてはならないなので、一番お洒落に気を使っている(使わなくてはならない)人が多いです。
外資系や取引先に百貨店が多い会社はスーツの場合が多い
外資系の中でもハイブランド企業や取引先に百貨店が多いブランドはスーツの場合が多いです。(営業に限り)
取引先が百貨店だと取引先がとてもお堅い人々が多いので、さすがにカジュアルな服装だと釣り合いません。ビシッと決めていかないと舐められます。
ハイブランドの場合は自社でスーツを作っている場合もあるので、それが制服として支給される場合もあります。
本社勤務でも制服支給される会社もある
販売職の場合は自社の製品を着て店頭に立つのが当たり前ですが、本社勤務であっても自社製品がユニフォームとして支給される会社もあります。
アパレルは私服で羨ましいと思う方もいるかもしれませんが、正直毎日着ていく服を選ばなければならないのは非常に面倒くさいです。
僕がいた会社は、女性服しか取扱いがなかったので、メンズに支給はありませんでしたが、女性たちに話を聞くと、制服があった方が楽で良いと言っていました。
服好きが多いアパレルでも、毎日私服で出勤するのは面倒なものです。
お洒落ではないがこだわりの強い人は多い
お洒落といっていいのか分かりませんが、こだわりが強い人が多い業界だと思います。
例えば、革製品だったらコレ、デニムだったらコレ、革靴はコレなどこだわりが強いです。
日々間近で洋服に触れているので嫌でも洋服の質の良し悪しが分かるようになります。
良い物を見抜く力が高い人達が多く、アパレルで働いているのだから粗悪なものは持ちたくないと思う傾向があります。
お洒落が好きだからアパレル業界を選んだ訳じゃない人達も多い
アパレル業界に従事する全ての人が服が好きでアパレル業界を選んだ訳ではありません。
なんとなくで入った人もいれば、名の知れた会社だったから選んだという人もいます。
バックオフィス系の職種の方は特に一般企業の仕事と何一つ変わらないので、ファッションに無頓着な人たちが多いです。
まとめ
お洒落な人が多いイメージのアパレル業界ですが、僕が10年間務めてきた中で思った事は、別にみんながお洒落な訳じゃない・お洒落に気を使っている訳ではないという事でした。
もちろん、服を取り扱う職業ではあるので、服に興味を持っていた方が良いわけですが、お洒落じゃないと入れない業界では決してありません。
もし、アパレル業界を目指したいけれど、お洒落とか分からないという方がいたら、そんな事は気にせず、是非受けてみてください!
アパレル業界の転職は、クリーデンス!