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【記事の内容】
✓アパレルの就職は専門学校・大学どちらが有利?
✓総合職を目指すならば断然大学が有利な理由
✓実践力は専門学校ではなく、販売のバイトで身に付く
✓販売員を目指す場合も大学へ行こう
✓パタンナーやデザイナーを目指すならば専門学校へ
こんにちは。
アパレル営業として10年間働いてきたエルバス(@elbaz88518231)です。
ぼくは2度転職をして、国内企業から外資系企業までアパレル業界を見てきました。
その中で採用にも携わり、多くの新入社員を見てきましたが、
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よく、アパレルの総合職は専門知識が必要だと勘違いされますが、アパレルの総合職は一般企業の総合職と同じです。
そのため、必要なスキルは専門性ではなく、一般教養です。
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尚、今回の記事で言う総合職は、
・営業職
・MD(マーチャンダイザー)
・生産
・バックオフィス
を指しています。
また、本記事は専門学校を否定するわけではありません。
求める職種によって専門・大学どちらを選ぶべきかが変わってくるという事を伝えるための記事です。
CONTENTS
アパレルの就職は専門学校・大学どちらが有利?まずはアパレルの総合職の現状を知ろう

冒頭でもお伝えしましたが、総合職であれば大学に進むのが有利です。
その理由をご説明する前に、今アパレルの総合職がどんな状態なのかを知る必要があります。
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アパレルの総合職は必要とされていない
現在、アパレル企業は総合職をほとんど募集しません。
ご存知の通り、アパレルは衰退産業になりつつあります。
そのため、必要最低限の人数で運営しているのが当たり前になっています。
人件費をどんどん削っています。
店舗がある以上、販売スタッフを削ることは出来ません。
では、どこを削るか。
それが、総合職の人間です。
実際、ぼくが営業としてとあるブランドに配属されたとき、最初は6人体制でしたが、最終的には半分の3人になりました。
皆、配置転換となり他部署へ移っていきました。
残されたメンバーは1人で50店舗近くを抱えることになり、超激務。
終電・徹夜・休日出勤は当たり前。
ただそれでも一応は回せるので、人員補充はありませんでした。
ぼくが務めていた会社は、わりと大手でした。
が、大手でもこの状況なのでほかの企業ではもっと大変な状態になっているはずです。
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このようにアパレルは今、とても厳しい状態です。
そのため、基本的に新卒を雇う体力がほとんど残っていません。
もともと少ない募集がさらに少なくなってきているのが現状です。
その中で、採用されるには簡単なことではありません。
選ばれるのは優秀な人材のみです。
アパレルの総合職を目指すなら大学が断然有利な理由

アパレルの総合職での就職が難しくなってきているという、現状をお伝えたところで、本題のアパレルの総合職はなぜ大学が有利かをご説明していきます。
アパレルの総合職は一般企業の総合職と同じ
冒頭でお伝えしたように、アパレル業界は専門性が高いと思われがちですが、それは一部の職種(企画やパタンナーなど)だけです。
アパレルの総合職(営業・MDなど)は、一般企業の総合職と同じです。
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アパレルであろうが総合職を目指すのであれば、必要なのは専門知識ではなく、一般教養です。
アパレルの総合職内定者はエリートが多い
アパレルの総合職の人々は、割とエリートが多いです。
国立大・早慶上智卒がゴロゴロいます。
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先ほどお伝えしたように、アパレルの総合職は募集自体が少ないので、ひとつの求人に多くの求職者が集まります。
そうすると必然的に優秀な人材が残ります。
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そんな人たちと少ない求人を争って戦わなければなりません。
そうなると、専門学校を選択した時点で勝ち目がなくなる可能性が高いです。
専門学校が悪いというわけではなく、戦う土俵が違うのです。
専門知識は必要ない。入ってから身につければOK
営業やMDを目指すのであれば、学校で習うアパレルの専門知識は必要ありません。
現場に入ってから覚えればOKです。
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営業であれば、取引先との交渉や店舗マネージメント、売上管理などが主な仕事になります。
交渉もマネージメントも習って身につくものではありません。
経験を積む中で身につくものです。
実践力を身に付けるなら専門学校ではなく、販売のバイトをしよう

専門学校に行かなくても販売のアルバイトすることで、実践力が身につきます。
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店舗はアパレル企業にとって1番重要な場所です。
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店頭には、商品・お客・本社・取引先などアパレルにおける重要な要素が詰まっています。
その知識を身に付ける事こそ入社後に一番役に立つ力です。
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店頭は最高の実践トレーニングの場です。
販売職の場合も大学がおすすめ

服飾の専門学校を出て、アパレルの販売員になると、その先潰しが利かなくなる可能性があります。
残念なことに『一生、販売員で食べていける人』はごく僅かです。
営業として販売員を1番近くで見てきたからこそ、わかります。
最初は熱い想いがあったとしても、年齢を重ねると、
不規則な仕事に体力がついていかない、
低い給料で生活が苦しい、
と現実が見えてきて、安定した仕事を求めるようになります。
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販売職は専門学校に行かなくても就ける仕事です。
販売を辞めたいと思った時に方向転換出来るようにしておくことをおすすめします。
販売員に関しては、他にも関連記事があるので、あわせてご覧ください。
専門職を目指すなら専門学校に行こう

ここでいう専門職は、パタンナーや企画です。
パタンナーを目指すのであれば、専門学校に行かなければ必要なスキルは身に付きません。
また、企画(デザイナー)を目指す場合もデザイン方法を学ぶために専門学校を選びましょう。
ただ企画に限っては、最近マーケティング力が求められるので、
単純に『デザイン力がすごい。』
というだけでは採用されないのも事実です。
かつては、デザイナーに人気があれば勝手に売れていく時代でした。
いまはもうそんな売り方は通用しません。
トレンドを読み、時代に合ったデザインが出来るスキルが求められます。
そのため、大学を卒業してから専門学校に行くという人も多いです。
ぼくのかつての同僚(デザイナー)も、慶応義塾大学を卒業した後に文化服装学院に入り直した経歴を持っていました。
彼がデザインした服はいつも売れ筋でした。
今の時代に本気でデザイナーを目指すのであれば、専門性だけでは通用しません。
まとめ

✓アパレルの就職は専門学校・大学どちらが有利?
✓総合職を目指すならば断然大学が有利な理由
✓実践力は専門学校ではなく、販売のバイトで身に付く
✓販売員を目指す場合も大学へ行こう
✓パタンナーやデザイナーを目指すならば専門学校へ
についてまとめました。
少し、専門学校を否定するような記事になってしまいましたが、専門学校を否定するつもりはありません。
ただ、目指す職種によって選ぶ進学先が変わることは確かです。
もし、あなたが総合職での就職を目指すのであれば、間違いなく大学に行くことをおすすめします。
それでは。
アパレル業界に就職して、営業やMDをやってみたい。
専門学校・大学どちらに進学しようかな。
アパレル業界は専門知識が必要そうだから、やっぱり専門学校の方が就職に有利かもしれないな。
誰か詳しい人教えてくれないかな。