副業としてブログを書くべきか、ブログを本業にするべきか。どちらが正解?

こんにちは。

エルバスです。

 

今日書きたいのは、ブログは副業にとどめておくべきか、フリーランスになりブログを中心に生計を立てていくのか、どちらが良いのかを考察したいと思います。

 

最初にお伝えしておくと僕は、本業の傍らで副業として行う方が良いと思っています。

 

なぜこんなお話をしているのかと言うと、先日同僚から『辞めたい』と伝えられました。
理由を尋ねると、『この会社に愛想が尽きた』との事。

 

その気持ちは分からないでもない。

 

同世代で話しやすい同僚だったので残念ではありましたが、彼女が次のステップを踏み出す事を応援しようと決めました。

 

そこで、転職先を聞くと『フリーランスになり、ブログで生計を立てていきたい』というまさかの返答。いやいや、それはない。落ち着きなさいよ。
ブログを勧めたのが自分だったこともあり、とても心配。メチャクチャ心配。

ちょっと考え直すようにたしなめました。

会社勤めって面倒な事が沢山あります。

しかし、何から何まで会社勤めが悪いわけではないと思っています。

この記事が本業を捨て、自由なフリーランスに進もうと考えている方にとって、『会社勤めもそう悪くないんだ』という一つの考え方を知るきっかけになれば幸いです。

 

僕が彼女を引き止めた理由 会社勤めってそう悪くない。

彼女には蓄えがあり、夜バイトもしているので、当分は生活に困る事はないと思います。

しかし、彼女はまだブログ運営を始めて半年程度。

もちろん利益なんて出ていません。

 

ある程度ブログ運営が軌道に乗り、利益が出始めているのであれば全否定はしませんが、時期尚早。

あまりにも早計な判断過ぎる。

 

いつ利益がでるかも分からないものに掛けるのはリスクが高過ぎます。

 

彼女の言い分は、仕事終わりに書く気にならない。そして時間が圧倒的に足りないという事。

もっとブログに注力できる環境を作りたいとの事。

そうすればもっと良質な記事を書く事が出来て、アクセスも増加するだろうという考えでした。

また、面倒な人間関係に悩まされず自由気ままに生きていきたいという事でした。

 

確かに、本業がある限り、時間に制限はあります。そして様々な制約が出てきます。

ただそれは諦めるしかない。サラリーマンは雇われの身なのですから。

 

僕は好きな事を仕事にして、フリーランスとして生きていける人たちに憧れます。そしてメチャクチャ羨ましい。

煩わしい人間関係もなく、自分の好きなように時間を使い、何事にも縛られることなく生きて行けるなんて素晴らし過ぎる!!

 

でもそこまで思えても、僕が実際にフリーランスになるか?と聞かれれば答えは『NO』です。僕は、雇われの身のありがたさを強く感じており、雇われの身だからこそのメリットも多く存在するからです。

 

副業でブログ運営を行うメリット・デメリット

 

僕が考える副業としてのブログ運営をするメリット・デメリットはこちらです。

 

メリット

・安定した収入が得られる。

・社会保険に加入出来る。

・ローンが比較的組みやすい

・クレジット審査に通りやすい

 

デメリット

・働く場所・時間が制限される

・面倒な人間関係

・本業の突発的な仕事に邪魔される

それぞれ見ていきましょう。

メリット

安定した収入が得られる

20万、30万の給料だとしても、それが自動的に毎月入ってくる事は非常にありがたい事です。

副業を始めてそのありがたさがよく分かりました。

 

ブログで20万、30万稼ぐってとても大変な事です。
僕は一年ブログを続けてきましたが、稼げる額なんて、月に数千円程度です。これが100倍になるには後どれだけかかるのか、むしろそこまで辿り着く事もできるのかさえも分かりません。

一方サラリーマンであれば、言ってしまえば何もしないでポーっとしていても、自動的に給料が入ってきます。

社会保険に加入出来る

いつも給料から控除されて嫌な思いをされがちな、社会保険料。

しかし、この保険料のお陰で我々サラリーマンは安心して働けているのです。

 

まっとうな会社に属していれば、社会保険年金制度に加入するはずです。

加入すれば、社会保険料と年金を会社が半分負担してくれます。

フリーランスの場合、国民年金・国民健康保険に加入する事になると思いますが、そちらの方が割高になる可能性が高いです。

もし、怪我をして働けなくなった場合は社会保険に入っていれば、傷病手当を受ける事が出来ます。

また、雇用保険は失業手当がもらえる他、次の仕事が見つかるまでサポートしてもらえます。

女性であれば育児休業手当も支給されます。

フリーランスの場合、雇用保険に加入は出来ません。

煩わしい保険料ですが、実はこの保険料のお陰で我々サラリーマンはとても守られているのです。給料から引かれ残念に思うのではなく、見方を変えれば、とてもありがたい制度と思えます。

 

ローンが比較的組みやすい

僕の姉の旦那は、結構有名なカメラマンです。

独立して年収2000万程度稼いでいます。しかし、一般のサラリーマンよりも遥かに高い稼ぎがあるにもかかわらずローンは組めませんでした。

もし、独立して事務所を構えたい、家族が出来たので一軒家を構えたいと思った時に、契約出来ないなんて事がフリーランスでは考えられます。

姉の旦那の場合は、所得が高いので貯金し家をキャッシュで購入する事が出来ましたが、実際フリーランスになって2000万も稼げるのでしょうか?一度冷静に考える必要があります。

 

クレジットの審査に強い

フリーランス向けのクレジットカードも徐々に浸透し始めていますが、まだまだマイナーです。

今の時代クレジット決済が当たり前のようになっています。

クレジットでなければ、購入・契約出来ない物すらあります。

サラリーマンであれば、簡単に作れたはずのクレジットカードがフリーランスになった場合、審査に通らなくなる可能性が非常に高いです。

フリーランスのように一発逆転のような事が起こらないサラリーマンですが、その分安定はしています。

デメリット

働く場所・時間が制限される

会社勤めてある以上、勤務地・就業時間は決められています。またそれに紐づいて無駄な通勤時間も発生します。

制限のある中で、全ての時間を自分の裁量で使う事が出来るフリーランスと戦うのはかなり不利です。

限られた時間で成果を出す必要があります。

 

面倒な人間関係

会社勤めの面倒な事でよくあるのが人間関係です。僕のいる業界の退職理由の一番が、”人間関係”です。

人間関係がこじれると、そこにばかり頭がいってしまい、副業の集中力が削がれてしまいます。そんな煩わしい人間関係に悩まされる必要のないフリーランスは、無駄な事に力を使う事もなく、自分の仕事だけに集中出来ます。

 

本業の突発的な仕事に邪魔される

自分の仕事は終わっていても取引先や上司から依頼され、帰れなくなってしまうなんての事も、サラリーマンあるあるです。

自分のスケジュールを乱され、副業に集中出来ません。

 

デメリットを解消する方法

自由度の高いフリーランスと比べ、色々と制約のある雇われの身であっても、デメリットを限りなく0に近くし副業に専念出来る方法が一つあります。

 

詳しくはこちら⇩に書いてありますが、

 

簡単に言ってしまえば副業のしやすい会社に転職し、住居も会社の近くに引っ越してしまう事です。

副業中心の生活スタイルに切り替えるのです。

本業は定時で上がり、それ以降の時間は副業に費やします。会社から家までは歩いて行ける場所に引っ越し、無駄な通勤時間を副業をする時間に変えます。

そして副業に集中する事で、煩わしい人間関係も全く気にならなくなります。

 

僕は本業に全てを制限されてしまう環境を捨て、そういった環境に移りました。

現在僕の状況は、本業のメリットの恩恵を受けつつ、副業にも注力できる素晴らしい状態だと感じています。

 

まとめ

制約や制限、面倒が多い本業を捨ててフリーランスに転じるのも一つの手だと思います。

ただ、僕の同僚のように早計な判断をするのではなく、一度会社勤めで受けられる“恩恵”を考え直し、会社勤めでも副業に注力できる環境もあるという事も知って欲しいと思っています。

 

フリーランスに転じるのは容易ですが、フリーランスからまた会社勤めになるのは少々ハードルが上がります。

何かを判断する時には、一度どちらのメリット・デメリットも書き出してみて、どちらが自分にとってメリットが大きいかを判断すると分かりやすいです。

僕の場合はフリーランスでやっていくにはあまりにリスクが高く、今のところ副業を本業にしようとは全く思いません。今の状態でも十分に可能性を感じているからです。

本業の3倍くらい稼げたら考えてもいいかなとは思いますが。(笑)

 

この記事がどの様な働き方が自分に向いているのかを知る一つのきっかけになれば幸いです。

それでは。

Sponsered Link




関連記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です