THE 【Jeep】って感じのラングラーTJが欲しいけど、昔の車だし燃費や維持費が気になる。
それにすぐに壊れそうで嫌だな。
乗っている人に魅力や欠点など実際のところを教えてもらいたいな。
【この記事の内容】
✔︎ラングラーTJの魅力
✔︎ラングラーTJのデメリット
✔︎ラングラーTJは大人の最高の玩具
✔︎ラングラーTJの購入方法
こんにちは。
ラングラーTJに乗って、2回目の車検を迎えたエルバス(@elbaz88518231)です。
まずハッキリ言って、ラングラーTJは利便性や快適性、経済性など考えていたら乗れる車ではありません。
それでも生産中止から15年近く経った今でも根強い人気があるのには、魅力の多い車だからです。
新型のJLが今年リリースされましたが、最新のラングラーとは違う魅力があるのがTJです。
実際ぼくが乗っていて思う事は、TJはとても手間のかかる玩具です。
普通の車として考えていたら乗れません。
欠点はお察しの通り山ほどありますが、それを上回る魅力のある車です。
CONTENTS
ラングラーTJの魅力
まず始めに、愛車をご紹介します。
車名:クライスラー ラングラーTJ サハラ (ハードトップ)
型式:GH-TJ40S
年式:2004年(後式)
カラー:フォレストグリーン×グレー
定員:4名
長さ:391cm
幅:174cm
高さ:176cm(3.5インチアップ)
重量:1850kg
燃料:ガソリン
車を買おうと決めた時に、本当はラングラーJKを購入するつもりでした。
しかし、中古車屋でこの車を見た瞬間に心奪われました。
レトロな雰囲気、カクカクした形、キュートな丸目、サイズ感、ドンピシャでハマりました。
周りからは、100%”JK”の方が良いと言われましたが、この車は自由な独り身の今しか乗れない思い、TJに決めました。
TJってどんな車?
軍用車であった元祖ラングラーのウィリスジープを除き、民間用の初代ラングラーのCJから数えると、第3代目となるのが【TJ】です。
ヘッドライトが四角だったYJから元祖JeepのウィリスとCJの円形の丸目に戻り、レトロな雰囲気を残しつつ、今までのモデルを遥かに上回る性能を搭載したモデルです。
Jeepの最高級モデルである、グランドチェロキーと同様のエンジンを積み、見た目の可愛らしい雰囲気に似合わないパワフルさを兼ね備えています。
日本でも右ハンドル仕様のモデルが作られ一躍大ヒットモデルとなりました。
JKからはモダナイズされ、これまでのJeepと一線を画すデザインとなっています。そういった意味でTJは、古き良き時代のJeepのデザイン性を残す最後のモデルと言えます。
レトロさモダンさが融合したデザイン
レトロなんだけど、古臭さを感じさせないデザインなのがTJです。
町を走っていても、違和感なく旧車を乗っているという感じがありません。
シルエットは今の車では決して見ることの出来ない唯一無二のデザインです。
それが却って、15年も前の車でありながら”新鮮さ”を感じさせてくれます。
被らない
JKはよく見かけますが、TJと出会うことはまずありません。
走っていると、周りから見られることが多く、ちょっと優越感に浸れます。
アウトドアによく似合う
やはりタウンユースよりもアウトドアで走らせた方が、TJがより格好良く見えます。
JKはどちらかというとタウンユースよりの車なので、オフロードをガンガン走らせるには、断然TJがよく似合います。
ぼく自身、あまりアウトドア派ではないですが、不思議とこの車に乗っていると山や川などへ自然と車を走らせるようになっています。
子供を乗せるとカクカクした形がロボットに見えるようでとても喜びます。
お子さんがいる方は一緒にTJに乗ってキャンプに行けば最高の思い出を作れるはずです。
アウトドア好きには特におすすめしたい車です。
運転が楽しい
車に走らされるのではなく、踏んだ分だけ進むのがTJです。
乗る度に『自分で走らせているなあ』という最近の車では感じられないワクワクした気持ちになります。
加速はまるでダメですが、高速などゆったりした気持ちでゆっくり走るのがなにより気持ちの良い車です。
また、最近の車のように地面の吸い付いて走るような安定感はなく、地面の凹凸を吸収することもなくダイレクトに感じます。
それはまるで自分自身が走っているような感覚です。
意外と壊れない
アメ車はすぐに壊れるイメージですが、全くそんな事はありません。
ぼくが購入した時点で10万キロ近く走っていた車ですが、それまでに1度も故障はなかったそうです。
実際、ぼくはそれから4年近く乗っていますが、エンジントラブルやミッショントラブルなど1度も起きた事はありません。
ちなみに、アメリカなどでは、平気で40万キロ近く走るそうです。
また、ラングラーは雨漏りをすると聞いていましたが、それも全くありません。
汚れても気にならない
泥だらけになろうが、それでもカッコいいのがJeepです。
悪天候も余裕
ぼくの住む地域では結構雪が積もりますが、問題なく走る事が出来ます。
オールシーズンタイヤでも4駆にすれば坂道も平気で登ります。
タフで頼れる車です。
駐車場で目立つ
TJはとても目立ちます。
どこに停めたか忘れてしまった時でも、見渡せば一発で分かります。
ラングラーTJのデメリット
ここまでTJの魅力をお伝えしてきましたが、残念ながらデメリットの方が断然多いです。
デメリットを書き出すと、キリがないので、ぼくが乗っていて感じる特によく思うデメリットをご紹介します。
維持費が高い
実際ここ最近でTJの維持費でかかった費用をご紹介していきます。
【車検】
・持ち込み車検代行費用…16,000円
・予備テスター…5,800円
・車検合否/消耗品点検&交換…13,500円
・タイヤローテンション/エアー調整…0
【整備内容詳細】
・エンジンオイル…10,260円
・オイルエレメント…1,780円
・Fブレーキパッド交換…17,300円
・ファンベルト交換…9,800円
・Fワイパーブレード交換 右側…2,180円
・Fワイパーブレード交換 左側…2,180円
・重量税…45,600円
・自賠責保険…25,830円
・車検印紙…2,100円
合計:152,330円(税抜き)
上記は、前回車検の際に支払った金額をそのまま載せています。
修理や部品交換などを抜いてたとしても、単純に車検を通しただけでも、10万円近くかかります。
ちなみに旧車なので、車検は2年1度です。
加えて、
が維持費として必要になります。
保険料などは人によって変わってくると思いますが、ざっくり見積もっても30万円近くかかる計算です。
これに加えて、ガソリン代もかかってきます。
燃費が悪い
中古車屋の情報を見ると、10/15モード燃費で6km/リットル程度で書いてありますが、実際そんなに走りません。(個体差は多少あるかもしれませんが。)
街乗りで4-5km/リットルが良いところです。
ちなみにガソリンは1回フルに入れると7,000円弱かかります。
ぼくの場合は、週末にしか乗らないので月に1-2回程度の給油なので、年間でおよそ10万円程度ですが、もしそれ以上に乗るとするとかなりの出費になるはずです。
変なとこが壊れる
先ほどもお伝えしたようにエンジンやミッション系の大きなトラブルに合った事はありませんが、エアコンのツマミやシフトレバーが外れるなど、予想外の故障が多いです。
外車&旧車という最高の組み合わせの為、まず部品がありません。
基本的に部品は取り寄せになり、簡単な修理でも軽く数万円が飛んでいきます。
ほぼ2人乗り
一応、4人乗りの車ではありますがリアシートはかなり狭い。
人を載せるのは申し訳ない気持ちになります。
また、リアシートを出していると(次で説明しますが)積載量がほぼ0になるので普段は折りたたまないと荷物を乗せる事が出来ません。
その為、4人で買い出しに行くと荷物が積み切れないなんて事が出てきます。
加えて、3ドアなのでリアシートに人を乗せる場合、いちいちフロントシートを倒さなければ乗り込めないので、かなり面倒です。
基本的に2人乗りの車だと考えた方が無難です。
積載量がほぼ0
上の項目でご説明した通り、リアシートを出した状態だとほぼ何も積めません。
スーパーの買い物で一杯一杯です。
折りたたむ事で、多少のスペースを確保出来ますが、それでも大した荷物は積めません。
TJでキャンプに行きたいとお考えの人も多いと思いますが、全然荷物を積めないのでご注意ください。
パワーウィンドウ・キーレスなし
いちいち鍵穴に挿さないと開かないので、かなり不便です。
1人の時はまだ良いですが、助手席に誰かいると乗り降りの際いちいち開け閉めしなければなりません。
窓も昔のタクシーのように回して開けるタイプなので、最近の車に慣れている人はかなり面倒に感じるはずです。
ちなみに、業者に頼めばキーレス・パワーウィンド化は可能です。
メインカーにはなり得ない
以上の事から、この車をメインカーにするのはリスクが高すぎます。
利便性・快適性・実用性・経済性全て皆無です。
ぼくのような独り身か、セカンドカーとして使うくらいがちょうど良い車です。
ラングラーTJは大人の最高の玩具
最近の車の常識はTJには通用しません。
不便さ極まりない車です。
しかし、だからこそ面白く、愛着が湧きます。
それこそがTJの魅力です。
ぼくがあえてキーレス化やパワーウィンドウ化などにしない理由もそこです。
不便だけどそれがなんともカッコ良いのです。
家族がいる中でTJをメインカーにしようと考えているならば、絶対にやめておいた方が良いです。
全力で止めます。
120パーセント、JKかJLを購入することをおすすめします。
大人の玩具として楽しむのが最高に楽しい車です。
ラングラーTJの購入方法
新車はもう手に入らないので、中古車を探す必要があります。
オススメの探す方法は2つです。
- オークションで探す
- 中古車販売店で探す
オークションで探す場合
オークションの場合、カーオークション.JPがおすすめです。
カーオークション.JPは業者専用の卸市場から購入が可能なので、店頭で買うよりも安く購入出来る可能性があります。
また、ネットを日本全国にある大小100会場以上の月間10万台以上のセリに参加可能なので、気にいる車がきっと見つかるはずです。
とにかく安く購入したい方におすすめの探し方です。
カーオークション.JPでTJを探してみる↓
中古車販売店で探す
少し手間がかかっても、やはりじっくりディーラーと話して購入を考えたい場合は、中古車検索国内最大級のガリバーがおすすめです。
車種、地域、ボディタイプ、価格帯などから即座に検索出来ます。
見積もりや在庫確認も簡単に出来るのでおすすめです。
ガリバーでTJを探してみる↓
まとめ
✔︎ラングラーTJの魅力
✔︎ラングラーTJのデメリット
✔︎ラングラーTJは大人の最高の玩具
についてまとめました。
余裕がある方にしかおすすめは出来ませんが、TJは最高に手間のかかる車だからこそ、最高に楽しい車です。
ぼくはTJの魅力にすっかり取り憑かれてしまいました。
最高に不便な車ですが、欠点以上の魅力があり、当分はこの車を大事にしていきたいと思えます。
1度乗ったら必ずこの車の良さが分かるはずです。
私も乗っていますTJ40 1996年式。毎日駅~会社まで片道5Km、そのためか絶好調。
完全2人乗りと割り切ってRECARO 2脚 、乗り心地は????だが、座り心地はGood.
リヤシートは外しています。車検には必要。
大雨の日、雪の日・・・・楽しいですよね
コメントありがとうございます!
ぼくはTJの「自分で運転している」という感覚が大好きです!
踏んだ分だけ走って、地面様子が直接伝わってくる感じ…。
たまりません><