今日はこの子(ドリスくん)が来てからどんな生活になったのかをお話したいと思います。
こんな方におすすめ
- 一人暮らしで犬を飼おうか迷っている人
- 犬を飼うとどんな生活になるのか知りたい人
- 犬を飼う事のメリット・デメリットを知りたい人
犬を飼いたいと思っている”独身”の皆さんの参考になれば幸いです。
CONTENTS
一人暮らしで犬を飼うということ。
一人暮らしはとても自由で気軽です。
一人暮らしで犬を飼うという事は、その自由で気軽な生活に制限をかけるという事です。
犬がいると行動に制限がかかり、自分中心の生活から犬中心の生活に変わります。
どんな制限がかかるのかをこれから細かくご説明しますが、この時点で
「無理!!」
と思われた方は、やめておいた方が良いかもしれません。
犬を飼いたいと思う独身男性の多くが、”寂しいから”(もちろん前提に犬好きである)が犬を飼いたいと思う理由ではないでしょうか。
僕もそうです。
待っていてくれる家族が欲しかったからです。
“自由”の代償は“孤独”です。
仕事が終わり家に帰っても『ただいま』と迎え入れてくれる人は誰もいません。
若いうちは良いけれど、僕のように30歳を過ぎて独り身でいると、周りの友人はすでにパートナーや子供がおり、圧倒的孤独感に苛まれる事があります。
『一人で何しているのだろう…』
刺激の多い都内に住んでいれば、気持ちを紛らわせられる方法は多々ありますが、僕のような田舎暮らしだと、会社と家の往復だけなので、余計にそう感じます。
そんな渇いた心に潤いを与えてくれるのが、“犬”というパートナーです。
愛犬が家で待っていてくれるだけで嬉しい気持ちになりますし、日々一緒に過ごす時間は何より幸せ。
時には甘え、時には悪さをして、片時も僕から離れず、遊んで遊んで~!とせがんできます。
今も横で、
と叫んでます。
本当に自分の子供のように可愛い存在です。
この子の為ならなんでもしてあげたいと思います。
自由だった生活に確実に制限はかかりましたが、その代わり得た喜びは無限大です。
僕は愛犬と一緒に過ごし、日々とても幸せなので、皆さんにもこの幸せを知ってもらいたいと思う一方で、軽々しく「飼った方が良いよ」とは口が裂けても言えません。
そして”寂しい”という安易な気持ちで犬を飼う事もお勧めできません。
何故ならば、犬を飼う事で生活のリズムやスタイルは大きく変化し、我慢しなければならない事が多々出てくるからです。
僕の現在の生活環境は”一人暮らしの中”では、犬と過ごすにはとても良い環境だと思います。
今の環境だから犬を飼えていると言っても過言ではありません。
僕はこの環境を作る為に、会社でバリバリ働き出世する事も、都内の便利な生活も全て捨てました。
それくらいしないと、犬がいる事で確実に大変な思いをする事は目に見えていますし、最悪、犬を手放す事になり、犬にも可哀想な思いをさせてしまうかもしれません。
独身で犬を飼うのであれば、自分の今の生活を変える覚悟が必要です。
その理由をご説明していきたいと思います。
生活の中心が自分ではなく、犬中心になる
男一人暮らしはとても自由です。
好きな時間に好きな場所で好きな物を食べ、突発的な誘いを快く承諾!
一晩中遊んで家に帰らなくても、誰も文句を言う人はいません。
でも犬を飼ったらもうそんな生活は出来ません。
仕事が終わったらまっすぐ家に帰って、犬の世話をすることになります。
旅行に行くにしても、祝日に外出をするにしても、まずは犬の事を考えて動く事になります。
お目当の相手から飲みに誘われても断らなくてはいけません。
今まで自分を中心に動いていた事が、犬中心の生活に変わります。
その生活が10年以上続きます。
今は大丈夫だと思っていても、この先その気持ちが変わるかもしれません。
制限が苦になるかもしれません。
犬を飼うには自分を犠牲にする覚悟が必要です。
今後の仕事は?出世を諦める?
今犬を飼おうと思っている多くの人が、ある程度時間に余裕がある人だと思います。
時間に余裕がなければ、まず犬を飼おうとは思わないはずです。
僕は断言出来ます。もし時間に余裕がなくなれば犬の為に会社を辞めます。
そういう会社と生き方を選びました。
また、ある程度自分の裁量で働き方を決められるポジションなので、残業などは基本的にありません。
基本、定時に出社して定時に帰ります。
家も会社の近くに引っ越し、歩いて徒歩3分程度の場所に住んでいます。
休憩時間には犬に会いに家に帰ります。
僕はその環境を作る為に、長年働き、慣れ親しんだ業界を捨てました。
今後、会社で出世して行くという事をやめ、一般的なサラリーマン街道から外れました。
もし犬を飼おうと思っている方が普通の会社勤めを続けるのであれば、犬を飼うのはきっと難しいと思います。
今、残業や出張などがなかったとしても今後何が起きるか分かりません。
異動になり、忙しい部署に飛ばされるかもしれません。
転勤になり、犬を飼えない社宅・寮へ行けと言われるかもしれません。
急な出張を指示されるかもしれません。
プロジェクトを任せられて家に帰れなくなるかもしれません。
上司・取引先から急に飲みに誘われるかもしれません。
会社勤めである限り多くのリスクが存在します。
犬を理由に断る事が出来ますか?
会社勤めである限り、それに逆らう事は出来ません。
そんな事で断っていたら出世なんて出来ません。
今、犬を飼える環境であっても、今後の人生がどうなるかなんて誰にも分かりません。
大事な物を壊される
犬にとって、見えるもの全てが遊びの対象です。
特に躾が出来ていない仔犬であれば尚更です。
独身男性の多くが、”こだわり”の何かを持っていると思います。
僕の場合は、ニューバランスとインテリア雑貨、観葉植物などがそれにあたります。
ドリスくんのお陰で、
3万円もするニューバランスはお亡くなりになり、お気に入りのラグは糞尿で昇天。
歯が痒いのかアンティーク家具を囓られボロボロ。
観葉植物も食べられました。
そんな事は日常茶飯事です。
自分の思い通りに犬は動きません。
『このクソガキー!!』とは思いますが、結局は犬が見えるところに置いていた自分が悪いと思うしかありません。
家を選び辛くなる
一人暮らしであれば、多くの方が賃貸暮らしだと思います。
犬がいると選べる家が極端に制限されます。
ペット可のアパートやマンションはとても少ない上に割高です。
新築でペット可の家なんてほとんどありません。
『綺麗な家に住みたい』『こんな間取りの家に住みたい』などこだわりを持っていると全然見つからないです。
お金がかかる
小型犬であっても年間で10万円程度は掛かります。
もちろん犬種によって、食費、トリミング料金なども変わってくるので、変動はあります。
ただざっくりと日用品費・保険・トリミング代・フィラリアの薬など、必要最低限の費用だけでも年間で10万程度は必要になります。
また、病気になったり怪我をして治療が必要な場合、突発的にお金が必要になります。
以前、ドリスが誤飲をしてしまった時は、その場で5万円請求されました。
また、電気代も馬鹿に出来ません。
留守番中は時期によって冷房・暖房の稼働が必要になります。
このように、必須の日用品の他にも治療代や電気代など+αでお金が必要になってきます。
出会いがなくなり、結婚が遠のく
何故ならば、”出会い”が極端に少なくなるからです。
仕事が終われば、迷わず直帰。
飲みに誘われても家で待つ犬の事を考えて行かない。
行ったとしても犬の事が心配で上の空。
休みの日も家にいるか、犬が行ける所になり行動範囲が制限される。
こんな生活をしていたら、異性と出会う確率はグッと下がります。
もし、良い感じの方がいても100%相手が望む事を叶えてあげられません。
彼女が旅行に行きたい!買い物に行きたい!と言っても、まず考える事は、『犬どうしよう』という事。
犬がいるからという理由で彼女の行動にも制限をかけなくてはなりません。
理解してくれる女性はそう多くはありません。
そして残念な事に、徐々に犬がいればいいやと恋愛に対して積極性さえ失っていきます。
近くに面倒をみてくれる人はいる?
どこか旅行に行く時や長時間家を空ける時、どうしますか?
連れて行けるところであれば良いですが、日本はまだまだ犬同伴にシビアです。
犬がいる事で行きたかった場所を諦めなくてはならない場合も多いです。
また、自分の身に何か起きた場合、犬は唯一の頼れる存在を失う事になります。
僕は信頼出来る人々が近所におり、何かあればすぐに預けられる環境です。
場合によっては車が必要
もし近くに病院がない場合、車がどうしても必要になります。
夜中に犬に何かあった場合、都内のようにタクシーを呼べばすぐに来てくれるような環境であれば良いですが、そうでない場合は自分で連れて行かなくてはなりません。
いくら注意していても犬が誤飲してしまったり、高いところから飛び降りて足を怪我するなんて事がいつ何時起きるか分かりません。
そんな時、足がないと本当に困ります。
まとめ
犬を飼う事で、我慢しなければならな事は確実に増えますし、今まで自由に出来ていた行動に制限がかかります。
その結果、生活リズム・スタイルは確実に変わります。
我慢や制限を受け入れる覚悟が必要です。
そして、それがこの先何十年も続く事を理解しなければなりません。
ただ、その我慢や制限があったとしても、犬はそれ以上のものを与えてくれるのも事実です。
我慢や制限と言い続けてきましたが、僕からすれば何一つ苦ではありません。
それは自分の息子だと思えるほど可愛いからです!
そして愛情をかけるだけ、犬は応えてくれます。
犬は一生のパートナーです。
お互い不幸がないようにベストな選択をしましょう!
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