こんにちは、NBマニアのエルバスです!
今日は、ニューバランスのシューズをより効果的に履く方法をご紹介します。
ニューバランスは、シューズ自体の性能が優れているので、単体で履くだけでも十分なパフォーマンスを発揮します。
しかし、その性能を更に上げる事が出来るのが、ニューバランスのインソールです。
インソールを入れ替えるだけで格段にその性能を向上させる事が出来る上に、シューズの寿命さえも伸ばす事が出来ます。
今回は、ニューバランスのインソールの中でも選んで間違いない代表的な2種類をご紹介します。
CONTENTS
インソール交換はなぜ必要?
機能性の向上
まずは、ニューバランスの性能を更に向上させる為です。
インソールを交換することにより、シューズの“フィット感”、“クッション性”、“安定性”が飛躍的に向上し、走行性能が格段に良くなります。
インソールの重要性を理解しているニューバランスユーザーであれば、新品のシューズを購入した際は必ずインソールも合わせて購入します。
また、ニューバランスの直営店でシューズを購入する場合、販売スタッフからインソールの交換を必ず勧められます。
また、消耗したインソールを使用しいると、ニューバランス本来の性能を発揮出来ません。
インソールは定期的に入れ替える事が重要です。
シューズのコンディションの維持
インソールを交換すべきもう一つの理由は、シューズのコンディションを維持し、寿命を延ばす為です。
一般的にシューズのコンディションの確認は、外的要因を受けやすいアッパーやアウトソール、ミッドソールの劣化や汚れ、傷などの“外見”を見て判断する事が多いはずです。
もちろんそれも大事です。
しかし、実は見える部分以上にダメージを受けているのが、見えない“内側”なのです。
スニーカーにとって、一番コンディションを悪くする原因は、“水分”です。
多湿な状態が続くと、スニーカーの多くが使っているウレタンゴムが劣化し内部から破壊されていきます。
いわゆる“加水分解”という現象です。
加水分解が起きると、ソールが割れてしまいもう使い物にならなくなります。
人の足から出る汗の量は、一日でコップ一杯分にもなると言われています。
その大量の汗の受け皿となっているのが、インソールなのです。
消耗したインソールを使用していると、足から出る大量の汗を吸収出来なくなります。
そうなると水分を苦手とするゴム製のソールに強い負荷がかかり、劣化を早め、シューズの寿命を縮めることになります。
ニューバランスだけでなく、スニーカー全般に言える事ですが、本来の履き心地の維持、そしてシューズの寿命を縮めない為には、定期的にインソールのコンディションを確認し、必要であれば交換する事がとても大事なのです。
代表的なインソール2種
ニューバランスのインソールには代表的な2種類があります。
1つ目が、【RCP150】と呼ばれるSUPPORTIVE CUSHION INSOLE(サポーティブクッションインソール)。
RCP150は、高い“衝撃吸収性”と次の一歩を踏み出す“反発性”に優れ、安定性も高める機能があります。
2つ目が、RCP130と呼ばれるLIGHT WEIGHT INSOLE(ライトウェイトインソール)。
RCP130は、優れた“クッション性”と“軽量性”があり、クーリング性能(防臭・抗菌など)にも優れたインソールです。
【RCP150】SUPPORTIVE CUSHION INSOLE
【RCP150】SUPPORTIVE CUSHION INSOLEはニューバランスの代表的なテクノロジーである、ABZORB(アブゾーブ)搭載型インソールです。
ABZORBは優れた衝撃吸収性と反発性を誇るテクノロジーです。着地の際の衝撃を吸収するとともに、その衝撃を次の一歩を踏み出すエネルギーへと変換し、快適な走行を可能にします。
また画像の赤い部分には、踵周りから土踏まずまでのフィット感を向上させる、サポート性能に優れたTPUスタビライザーが搭載されています。
価格:1,500円+税
【RCP130】LIGHT WEIGHT INSOLE
【RCP130】LIGHT WEIGHT INSOLEは高い軽量性と優れたクッション性を併せ持つ、REV-LITE(レブライト)を搭載型インソールになります。
また、表面には通常の繊維の数十倍の表面積を持つナノフロントと呼ばれる特殊素材が使われており、高いグリップ力を発揮します。
またこの素材は、吸汗・速乾・抗菌・防臭効果があり、クーリング性能に非常に優れている事です。
価格:1,000円+税
インソールの使用方法
使用方法はとても簡単です。
型紙を自分のサイズに合わせて裁断し、その後型紙に合わせてインソールを切ればOKです!
一点注意が必要なのは、インソール自体に適用サイズがあるので自分サイズに合ったインソールを選ぶ事です。
どちらのインソールもユニセックスなので、幅広いサイズが用意されています。
SS(21.5-22.5cm)、S(23-24cm)、M(24.5-25.5cm)、L(26-27cm)、 O(27.5-28.5cm)、XO(29.0-30.0cm)
モデルごとにお勧めのインソール
例えば、ABZORB搭載の【RCP150】SUPPORTIVE CUSHION INSOLEを選ぶ場合、そもそもABZORBが搭載され、高いクッション性能を誇るモデルに使用してもあまり効果を得られません。
参考に、ABZORB搭載・非搭載モデルの一例をご紹介します。
・M999
・M991
・M990vシリーズ
・M1700
・M2040シリーズ
・M576
・M996
・M997
・M1300
・M1400
・M1500
ただこれはあくまで個人の見解ですので、足の匂いやムレが気になるという方であれば、ABZORBの有り無しに関わらず、クーリング性能に優れた【RCP130】LIGHT WEIGHT INSOLEを選ぶのもありです。
さらに高いクッション性を求めるのであれば、【RCP150】SUPPORTIVE CUSHION INSOLEを選ぶのも良いと思います。
一番良いのは、ニューバランス公式ショップに訪れる事です!
専門スタッフが相談に乗ってくれる上に、インソールのフィッティングも出来るので、実際に履き心地を確かめる事が可能です。
ニューバランス以外のスニーカーにもお勧め!
ニューバランスのインソールは、汎用性があるので、他のスニーカーにも使えます!
もし、今履いているスニーカーの“履き心地”や“ムレ”などが気になる場合は、ニューバランスのインソールと入れ替えてみてください。
特にコンバ―スのオールスターやバンズのエラ・オールドスクールなどソールが薄いスニーカーにRCP150を合わせると、履き心地が格段に良くなるはずです。
また、ナイキのエアマックやダンクなど機能性があっても通気性が気にあるスニーカーにはRCP130がお勧めです。
まとめ
・シューズの性能を更に向上させる
・シューズのコンディションの維持
・RCP150:クッション性・安定性を求める方向け
・RCP130:通気性・軽量性を求める方向け
インソールを入れ替える事は必ずしも必要な事ではありません。
しかし、今よりも更に履き心地を良くし、高価なニューバランスを長持ちさせる為に、新しいインソールに入れ替える事をお勧めします。