New Balance(ニューバランス)の人気M990シリーズの最新モデル【M990v4】から”ニューカラー”がデビューしました。現在大手セレクトショップがこぞって販売を始め、大人気モデルとなっています。
店頭で在庫を聞いてもどこも“売り切れ”状態。
そんな人気モデルの990v4をようやく入手しましたので、そのデザイン性や履き心地についてご紹介したいと思います。
M990v4とは
1982年にランニングシューズが基となった初代990が登場し、その後11代渡り進化続け、30年が経過した今、遂に12代目のヘリテージシリーズとして2016年に待望の”M990v4”が登場しました。
ニューバランス社も990に点数を付けるならば、『1000点中990点を付けられる靴』として謳うほど、自他ともに認められた名器です。
機能面においては、アッパーには「WOLVERINE(ウルヴァリン)」社製の上質な「ピッグスキンスウェード」を搭載し、「通気性」と「軽量性」に優れた「ナイロンメッシュ」を使用しています。
本来のランニングシューズとしての役割を忘れず、サイドの「N」ロゴ、つま先、踵に【リフレクター】を搭載し、夜間走行にも安心感を与えてくれます。
ミッドソールにはハイレベルな「安定性」と「クッション性」を実現したニューバランスのテクノロジーである「ENCAP(エンキャップ)」搭載しています。
これまでのニューバランスのテクノロジーが凝縮された一足と言っても過言ではありません。
M990v4購入経緯
普段の仕事着(ビジネスカジュアル)の足元は基本的にニューバランスと決めているので、個人的にニューバランスはユニフォームみたいなものです。
もちろんカジュアルシーンにおいてもニューバランスは多用していますが、基本的にニューバランスを選ぶときは”スーツにも合うモデル”を選んでいます。
今までM1300、M1500、M1700を中心に履き、たまに個性派シリーズのM2001やM2040を挟み、その日の気分によって履き替えていました。
全てがそうとは言えませんが、基本1000番台、2000番台はハイテクシリーズと呼ばれ、その履き心地は申し分ありません。
1000番台・2000番台はデザイン面においてもニューバランスのテクノロジーが詰まったデザインが全面に出ており、見た目からもそのハイテクさが分かる仕様になっています。
2000番台などはもう、ハイテク過ぎて近未来の“ロボット”のような作りになっており、かなりボテッとした印象で、ニューバランスを知らない人が見れば、“ダサい”と思われるかもしれません。
ただ知る人ぞ知るという”優越感”を持てるシリーズだと思っています。
M1300
M2001 かなりお気に入りでしたが、復刻版が出ず新品での入手は不可能になってしまったモデル
出典元:https://www.joesnewbalanceoutlet.com/
M2040
一度レザー仕様のM576モデルにも一度手を出したことがありましたが、ニューバランス=テクノロジーの塊と考えている私にとって、M576、M574などは見た目が綺麗すぎて面白くなく(もちろん576は愛用者が多い人気モデルであり、テクノロジーも仰山詰まってます。)、それ以降1000番台以下は敬遠してきました。
M576
そんな私にとってM990v4は10年ぶりに”欲しい”と思った1000番台以下のニューバランスでした。
M1500、M1700などはそのハイテクがにじみ出たデザインでありながら、意外にも履いた時の印象はスッキリとしており、(以外にも1000シリーズは他のシリーズに比べて細身のシルエットのモデルが多いです。特にM1300やM1500など)、ビジネスシーンにおいて、スーツなどに合わせてもスッキリとしていて“ハマる”デザインでした。
もちろんカジュアルシーンにおいても活躍し、公私ともに活躍してくれるスニーカーでした。
M990v4は、やはりオンロード用のランニングシューズがスタートになっているので、見た目は正直ボテッとした印象で(M2040に近い印象)ちょっと“ダサい”。
しかしルイヴィトンやシャネル、バレンシアガなどのハイブランドを筆頭に“ダッドシューズ”が世の中を席巻している現在においてはこれが“カッコいい”のです。
ニューカラー
今回私が新色の中で選んだ色はライトグレーです。
今まであるようでなかった絶妙なカラーではないでしょうか。この色がなかったら買っていなかったでしょう。
真っ白過ぎず、この微妙な薄グレー具合がボテッとした印象を和らげ、春夏に清涼感を与えてくれるのはもちろんの事、秋冬でも足元にアクセントを加えてくれるカラーです。
他にもカラーバリエーションは豊富です。
デザイン性
今まで仕事着(ビジネスカジュアル)のユニフォームとしてニューバランスを取り入れてきた私ですが、今回ばかりは仕事着としては失敗だったと感じています。
正直ダッドスニーカー感(ボテッとした感じ)が強すぎて、スーツの足元には重すぎて合いません。
色合いは素敵ですが、ちょっと足元が重くなりすぎてしまいます。
一方で、カジュアルシーンにおいては今まで私が履いてきたニューバランスの中で、一番映える一足です。
ダボっとしたパンツに合わせるのではなく、テーパードがかった細身のパンツや短パンなどと合わせるとこのボテッと感がハマり、抜群に格好いいです。
正直購入前から、スーツには合わない事は薄々分かっていましたが、カジュアルシーンでの活躍が目に浮かび購入を決意しました。
履き心地
今まで私が履いてきたスニーカーがそのハイテクさゆえに、”スニーカーに足を委ねている”という感じでした。
自分で足を動かすのではなく、靴が自分を動かしているような感覚です。
一方で今回のM990v4は足に吸い付き、”スニーカー足と一体となって歩いている”という感じでフィット感がたまらなく良いモデルです。
ソールに関しては、今まで履いてきたシリーズよりも柔らかく、少し”ふにゃ”っとした印象です。
軽量性に関しても、今までのどのシリーズよりも軽いです。
この吸いつく感じと軽量性は原型がランニングシューズだからでしょう。
個人の印象と好みなので、この履き心地に好き嫌いはあるかもしれませんが、個人的には履き心地は1000番代よりも上です。M2040はまた別格ですが…
ハイテクさと少し硬めのソールがお好みの方には向かないかもしれません。
まとめ
仕事着としては失敗に終わりましたが、結果M990V4を購入して大満足しています。
仕事着として使えないというマイナスポイントを差し引いてもM990v4のデザイン性の格好良さ、そして履き心地の良さは他のシリーズよりも群を抜いています。
買って後悔する事はないはずです。
気になる方は是非一度足を通してみて下さい。
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