観葉植物

ドラセナコンシンネの育て方・植え替え方・増やし方(株分け)まとめ

スタイリッシュクールな印象のドラセナコンシンネ。

シンプルなインテリアやモードな印象の部屋にドラセナコンシンネのシャープな葉は良く映えます。

色のバリエーションも豊富で、レッド&ホワイトの縞模様の”トリカラ―”から、赤みの強い”レインボウ”、アイボリーの”ホワイボリー”など様々な品種があります。

ドリス
ドリス
部屋の雰囲気に合わせて好みの色を選べる事もドラセナの魅力だよ♪
エルバス
エルバス
今回は、ドラセナコンシンネについて特徴や育て方、増やし方などの方法をご紹介します!

ドラセナコンシンネ

エルバス
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ドラセナコンシンネは人気観葉植物の1つですが、いったいどんな植物なのか見ていきましょう!

ドラセナとは

ドラセナコンシンネの分類

・科名:リュウケツジュ科

・属名:ドラセナ属

・原産地:アジア・アフリカなど熱帯地方

ドラセナの仲間には何メートルにも成長する大型種(ドラセナドラコ)から観葉植物として親しまれる小型種(ドラセナコンシンネ)まで数多くの品種が存在します。

ドラセナの自生地はアジアやアフリカの熱帯地方です。

熱帯地方の中でも湿度が高く、大木の葉の隙間から漏れる淡い木漏れ日を浴びて生息しています。

ドラセナコンシンネの育て方

ドリス
ドリス
ドラセナはとても育てやすい植物なので、ビギナーにもお勧めです♪

置き場所

ドラセナは、ある程度耐陰性もあるので、カーテン越しの日が入る場所から半日陰まで置き場所を選べます。

あまりに暗い場所で育てていると、日照不足で徒長し弱々しい株になり、葉が落ちてしまうので注意が必要です。

エルバス
エルバス
出来る限り明るい場所で育てる事をお勧めします。

直射日光には弱く葉焼けしてしまうので、暖かい時期に屋外に出す場合は、日陰に置くようにしましょう。

水やり

4月~10月(春~秋)にかけては表面が乾いたら鉢の底から水が垂れ出るほどたっぷりと水をあげてください。

冬場は土の中が乾いてからあげるようにしてください。

頻繁に水分を与えすぎると根腐れを起こすので、注意が必要です。

ドリス
ドリス
鉢皿に溜まった水もすぐに捨てよう!

植え替え時期

5月から8月の暖かい時期が剪定や植え替えの時期です。

成長し、根詰まりを起こしてくると葉が弱々しくなり、落ち葉するので成長に合わせて早めの植え替えがおすすめです。

冬越し温度

最低10℃以上

熱帯地方で自生している植物なので、日本の寒さにはとても苦手です。

冬場は必ず暖かい部屋に置き、冷気の当たる窓辺からも離して置いてください。

病害虫対策

葉の根元や葉裏にハダニカイガラムシが付く場合があるので、風通しの良い場所に置き、こまめに霧吹きをしてください。

植え替えの方法

エルバス
エルバス
成長がとても早い植物なので、定期的に植え替えを行いましょう!
用意するもの

・観葉植物用の土

・底石

・一回り大きい鉢

・スコップ

株に対して小さい鉢を使っていると根詰まりを起こしてしまいます。
そうなると根が傷み、水分を与えても吸収できず、葉が落ち全体的に弱ってきます。

改善のために傷んだ根を取り、枯れた枝を剪定します。

今回植え替えを行うドラセナコンシンネも株に対して鉢が小さく、根詰まりを起こしていました。

水分が行き届いていないため、葉が全体的に元気がありません。

植え替えの手順


まず鉢から引き抜きましょう。
底の根が弱ってしまっているので底に手を入れて古い土を払い、傷んだ根を取り除きます。

また植え替えた際に早く新しい土に馴染むよう、根を広げます。

次に観葉植物用の土を用意します。

水はけが良いものを選びます。

次にひと回り大きい鉢を用意します。

鉢が大きすぎると、根に十分に水分が行き渡らなくなるので大きすぎる鉢はNGです。

続いて土を入れる前に、水はけを良くするために鉢底石を薄く敷きます。

ドリス
ドリス
発泡スチロールなどでも代用出来るよ♪

続いて培養土を1/3程度入れます。

抜いた株が真ん中に来るように配置します。


あとは回りに土を入れて行くだけです。

この際、株と土の間に隙間を作らないように気を付けましょう!

隙間があると根が定着出来なくなってしまいます。

土を入れ終えたら、傷んだ葉を剪定します。

エルバス
エルバス
ドラセナの成長はとても早いので、新しい葉を生やす為に弱った葉は思い切って切り落としてしまいましょう!
ドリス
ドリス
剪定後、たっぷり水を与えてあげてください♪

水を入れると、土がギュッと詰まります。

土が足りないな。と感じた場合は土を使いして入れて下さい。

その後、土の表面を軽く平らにならせば、植え替え完了です。

増やし方(株分け)

植え替え後、しばらくすると株が再びかなり大きく成長します。

エルバス
エルバス
また新たに植え替えを行い、更に大きくするのも良いですが、せっかくなので今度は株分けをしてドラセナを増やしてみましょう。
用意するもの

・観葉植物用の土

・底石

・お気に入りの鉢2つ

・スコップ

用意するものは、鉢以外は植え替えの時と同じです。

鉢は株のサイズに合うものを選んでください。

株分けの手順

株分けの手順も植え替えの手順と途中まで同じです。

まずは株分けの前に弱った葉を落としてしまいます。

その後優しく引き抜き、根についた土を払います。


根の真ん中に指を入れ、根の絡みをほどき2つに割ります。

その際絡まって解けない根は、清潔なハサミで切ってしまっても問題ありません。


綺麗に割れました。

後は植え替えと同じ手順を踏みます。

鉢を用意

観葉植物用の土を1/3程度入れる。

中央に株を配し、回りにスコップを使って土を入れていきます。

最後に水をたっぷりと与えて下さい。

最後に土の表面を平らにならせば株分け完了です。

まとめ

ドラセナコンシンネは育て方のポイントさえ押さえてしまえば、とても簡単に育てられる観葉植物です。

毎年植え替えを行うことで大きな株に育てる事も株分けも容易に出来ます。

ドラセナコンシンネはホームセンターなどでかなり安価に販売されているので、小さい株から始めて育てていくのも面白いですよ!

今回植え替えと株分けをしたドラセナ(上の写真)も購入時はマグカップに入るほど小さかったですが、たった1年でかなり大きく成長し、株分けまで行うことが出来ました。

初心者の方でも簡単に大きく、そして増やすことも出来るのでとてもお勧めの観葉植物です。

スタイリッシュでクールなドラセナコンシンネを是非一度育ててみて下さい!