こんにちは。
エルバスです。
今回は、夏定番”ヒマワリ”の育て方とタネ植えの方法をご紹介します。
ヒマワリは場所さえ間違えなければ、誰にでも簡単に育てられる植物ですのでぜひ一度タネ植えからチャレンジしてみて下さい!
ヒマワリとは
英名:Sunflower
科名:キク科
原産地:北アメリカ
〈ヒマワリの育成スケジュール〉
夏の花といえば”ヒマワリ”ですね。
高さ30㎝程度のものから3mを超えるものまで、多くの品種が存在する植物です。
ひまわりと言えばイエローのイメージが強いですが、実はレッドやオレンジ、”イタリアンホワイト”と呼ばれるホワイトまで存在しています。
北米原産の一年草で、切り花はもちろんのこと、種子は油になり、食用になり、ペットの餌になるなど、人と関わりがとても強い植物です。
育て方のポイント
日当たり、水はけが良い肥沃な土地であればどこでも育成可能です。
ひまわりは多肥を好むので、タネ植えの際の元肥はもちろんのこと追肥を適宜与えてあげる事が重要です。
高性種の場合は、1m程度伸びたあたりから2、3m程の支柱を立て真っ直ぐに伸ばしてあげて下さい。
転倒防止にもなります。
注意点としては、
日当たりが悪いと徒長する場合があること。
密集して栽培すると風通しが悪くなり、虫が発生する場合があること。
これさえ気をつければ初心者でもとっても育てやすい植物ですので、ぜひ一度チャレンジしてみて下さい。
場所選び
基本的にひまわりはとても強い植物ですので、日当たりと水はけが良ければ場所を選ばない植物です。
土づくり
植物用の一般的な培養土で問題ありません。
それに加えて腐葉土と肥料も用意してください。
今回僕が用意した土は、
培養土30ℓ×3
配合肥料10kg×1
です。
腐葉土はありがたいことに、そこらの土を掘り返せば出てくる土地なので自然の物を使います。
タネ
今回僕が選んだひまわりは“ゴッホのひまわり”のモデルになった品種をチョイスしました。
背丈が100cm程度になります。
一袋に30粒程度入っています。
タネ植え
ここからは実際に植えていく様子をご紹介します。
耕す
場所を決めたら、耕していきます。
植えた場所を分かりやすくするために、囲いを作りましょう。
ヒマワリは40cmほど深さが必要なので、掘るのに少々根気がいります。
土を入れる
用意した培養土・腐葉土・配合肥料を入れていきます。
腐葉土は土に対して30%程度が限度です。
が、ヒマワリは水分が好きなので、腐葉土は多めでも大丈夫です!
配布肥料は1㎡あたり100g程度が目安です。
全部入れたらよくかき混ぜます。
これで土づくりは完成です。
よく混ぜるのがポイント!
タネまきの間隔
ひまわりの種は矮性種の場合20~30cm間隔で植えていきます。
高性種の場合は、50〜60cmの間隔が必要になります。
一般的に間隔を長くとればとるほど、ヒマワリの花が大きくなります。
逆に狭めると小さくなります。
ゴッホのひまわりはそれほど大きな種類ではないので、25cm程の間隔で穴を掘りました。
一袋に30粒程度なので、一つの穴に2,3粒ずついれていくと13穴必要になりました。
水を入れる
タネまき
少し経ったら、タネを2、3粒ずつ入れていきます。
全て入れ終わったら土を被せます。
発芽~生育初期にかけて
しっかりと根がはるように、地表面が乾いてきたら水分を十分に与えて下さい。
25℃前後の適温下で推移すると3~4日で発芽します。
地表面に芽が出てきたら、発育の良い物だけ残し間引きします。
成長に合わせて追肥を忘れずに!
開花が楽しみです!
まとめ
ヒマワリは元気に育てばよく結実するので、タネを来年まで取っておいて翌年も楽しめる植物です。
品種もかなり多く存在するので、お気に入りの品種を育てるのも楽しみの一つかもしれません。
それではまた
7月5日 追記
タネ植えしてから2ヶ月が経ちました。
かなり大きな株に成長してきました!
開花が待ち遠しいです!
7月24日 追記
気温の上昇と共に一気に成長し、ついに開花を迎えました。ゴッホのヒマワリは、花自体は小ぶりでとても可愛らしいヒマワリです。
タネ植えから開花までおよそ3か月かかりました。