人材育成に必要な4つのカテゴライズとセルフチェック

こんにちは。
エルバスです。

僕が人事担当者として、人材育成を行なう中で常に意識していることがあります。
それはそれぞれの特性を理解する事です。
相手を知る事で適したトレーニングを行なうことが出来るからです。

ただ会社の中には様々な考えを持つ社員がいるので、一人一人を理解することは現実的に不可能です。

そんな時には、必ず誰もが当てはまる4つのカテゴリーがあります。
その4つにカテゴライズすることで、それぞれに適した接し方が見えてきます。
一方で相手を知るためにはまずは自分を理解しなくてはなりません。

自分自身もそのカテゴリーに当てはめます。

それではその4つのカテゴリーをご紹介します。
大いに主観が入っているので、参考までに…

相手を知る

会社に限らず学校の部活なども含めて、あなたが人の上に立つポジションに就いた際、部下や後輩(以下スタッフ)の指導はどのように行っていますか?
皆一律に同じような指導をしますか?
それでは一部の人間しか付いてこない、もしくは付いてこれないですよね。

人それぞれにその人の個性があり特徴があり持って生まれたものは千差万別だからです。
人をマネージするポジションに就いた場合においては、それぞれに適した教育や指導を行い、チームを束ねる立場として、編成に偏りがないよう舵取りする能力が求められます。
その為にスタッフそれぞれの特性を把握する必要があるのです。

特性を把握出来れば、その人に合わせたトレーニングが行えますし、チームのバランスを意識した適材適所への人員配置が行えます。
そうすればチーム全体の仕事効率が上がり、チームの目的達成に向け、それぞれがベストパフォーマンスが出来るはずです。
そして何より自分が動きやすい環境を生み出せるはずです。

自分を知る

一方で、自分自身がどのような人間であるのかを知る必要もあります。
自分自身をカテゴライズする事で、自身の働き方を見直す事も出来るはずです。
また自己を理解すると相手との関り方が分かり、コミュニケーション能力が格段に向上します。
自分を偽って接しても相手に言葉は届きません。
ありのままの自分で向き合うことで信頼関係もより強固なものになるはずです。

資質を知る

まずはチームのバランスを良くするため、スタッフそれぞれの資質を見抜き、適材適所へ人員配置を行います。
同時に自分自身の資質も把握します。

タイプは以下の4タイプにカテゴライズできます。

・リーダータイプ
リーダータイプは、チームに方向性を示し、同じベクトルを向かせ目的に向かって先頭に立ち皆を引っ張る存在です。
人を惹き付けるカリスマ性も必要です。

・マネジャータイプ
マネジャータイプは、チームの調整役であるバランサーとなる存在です。
人や物を効率よく動かし、今ある課題を処理する能力に優れているタイプです。

・クリエイティブタイプ
クリエイティブタイプは、既存のやり方に固執せずに独自の理論で、人が思いつかないようなアイデアを生み出すタイプです。
言葉通り、創造力に長けたタイプです。

・プレイヤータイプ(プロフェッショナルタイプ)
プレイヤータイプはプロフェッショナルタイプとも言えるかもしれません。
ある領域においてその能力を存分に発揮するタイプです。
出来る事・出来ない事がはっきりしています。

多くの人はこの4つのどれかに当てはまるはずです。

この4タイプの特徴を理解した上で、次に下の図をご覧ください。

それぞれのタイプに向き不向きが存在します。
リーダータイプマネジャータイプはチームでの成果を良しとし、クリエイティブタイププレイヤータイプは個人での成果を良しとします。
組織向きか否かが分かります。
また、左のリーダータイプクリエイティブタイプ“今”ではなく“先”を見て行動するタイプなので、経営者の資質がります。
一方で右のタイプは今ある課題や問題に対してその力を発揮するタイプなので、現場向きの方が多いです。
相手、また自分がチームプレイ向きなのか個人プレイを得意とするのか、経営向きなのか現場向きなのか把握出来ます。

リーダータイプクリエイティブタイプに現場の細かい仕事を任せるのは英断とはいえませんし、逆も然りです。
またクリエイティブタイププレイヤータイプにチームでの仕事を任せるよりも、専門性の高い仕事を任せた方がベターです。

こうしてカテゴライズすることで、自ずとそれぞれの役割が見えてくるはずです。

僕の場合は、完全にマネジャータイプです。
まずクリエイティブな資質はありませんし、何かに特化したプロフェッショナルな能力もありません。
また個人プレイよりもチームで何かを成し遂げる事に喜びを感じます。
そうなるとリーダータイプかマネジャータイプかに当てはまります。
リーダータイプかマネジャータイプかを見分ける方法としては、以下の質問に答えるだけで見分ける事が出来ます。

Qあなたが仕事について思い浮かぶものは何ですか?

A1 組織やチームの目指す目標や未来像
A2 部下や周囲の人達をイメージ

A1を選んだあなたは“リーダー”タイプです。
A2を選んだあなたは“マネジャー”タイプです。

参考:マーカス・バッキンガム著最高のリーダー、マネジャーが、いつも考えているたったひとつのこと

僕が真っ先に思い浮かぶことは、やはり人事担当者として働く皆の顔です。

ですので、僕の場合は現場に身を置き、スタッフ一人一人と関われるこのポジションに不満もありませんし、むしろやりがいを持って日々の仕事に取り組むことが出来ます。

貴方はどのタイプですか?

育成方法を知る

人によって適した育成を行う為には、will/skill マトリックスを使いカテゴライズする方法が有効です。
下記の図をご覧ください。

教育方法も4タイプにカテゴライズ出来ます。
WILLは”やる気”
SKILLは”能力”です。

Aタイプは、やる気も能力も高い存在です。
Bタイプは、やる気は高いが能力が低いタイプです。
Cタイプは、やる気もなく、能力も引くタイプです。
Dタイプは、やる気は低いが能力が高いタイプです。

ではそれぞれにどう向き合うべきか。

次にこちらのグラフをご覧ください。

Aタイプ 委任
Aタイプのスタッフに対しては、特にやる事はありません。
余計な関与はせずに高い目標を持たせ、仕事をどんどん任せます。
自身も同じ立ち位置に立たなければ、逆に見限られる可能性があります。

Bタイプ 指導
Bタイプのスタッフは若手に多いタイプです。
能力向上に時間はかかりますが、仕事のやり方進め方の指導が必要になります。
また積極的に関わり、やる気を失わせないように目標を持たせます。
将来を担う人材の育成です。

Cタイプ 命令
中堅に多いタイプ。
一番底辺に位置するタイプですが、その分ポテンシャルを秘めているとも言えます。
指導と指示を続け、化けるのを根気よく待つ必要があります。
ただズルズルと時間を使うのではなくある程度期間を決めてその必要性を判断することも必要です。

Dタイプ 指示
ベテランに多いタイプ。
能力は高いので指導は必要ありません。
やる気を出させる環境作りが必要です。
仕事を依頼し、頼られているという気持ちを持たせる必要があります。

トレーニング方法もこの4タイプにカテゴライズする事で、接し方が見えてくるのではないでしょうか。
ただやる気に関しては、時と場合によって変わってくるので、常に同じ状態であるとは限りません。

また自分自身も当てはめてみて、自分がどの状態にいるのかを知ることで今やるべきことが明確になるはずです。

まとめ

今回ご紹介させていただいたカテゴライズはあくまで“きっかけ”に過ぎません。
重要な事は相手や自分の資質を知った上でどう行動し接するかです。
人間なので感情の波があります。
理解してつもりでいてもしっぺ返しを食らったりと思い通りに物事が進むことはまずありません。
(僕は日々四苦八苦しながら、スタッフと関わっています。)
ただそれぞれの特性を知ることで、より密に関われるようになっていることは確かです。
もし部下・後輩の育成に悩みお持ちの方や自身の方向性を見失ったと時は一度相手・自身を見直す時間を作ってみてはいかがでしょうか。

それではまた

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