ハーブの種類・生育環境・育て方まとめ【ビギナーでも簡単】


一口にハーブと言ってもバジル・ローズマリー・タイム・セージ・オレガノ・ローリエなどいろいろな種類があり、それぞれ生育環境育て方、そしてその用途は異なります。
今回はこの多種多様なハーブについてそれぞれの”特徴”と、ハーブ全般の”育て方”をご紹介します。

そもそもハーブってどんな植物?


ハーブは『薬草・香草・香味草』全般を指し、”私たちの生活に役立つ”香り”のある植物”の総称になります。
語源はラテン語の”ヘルバ(herba)”に由来しています。
この香りのある野草は昔から防臭殺菌防虫の為に用いたり、宗教の儀式などで使用されていました。
語源がヨーロッパから始まっているので、今では世界中で”ハーブ”の名称で親しまれていますが、この香りある野草を使用していたのは何もヨーロッパにだけではありません。
中国で有名な漢方薬に使われる野草もハーブの仲間ですし、日本のシソも立派なハーブの仲間です。
活用方法の多いハーブは世界中で重宝され、人類の歴史の中で様々な場面で使われてきました。

ハーブの基本的な育て方


一種類一種類細かく育て方を知ろうとすると、ハーブはとても種類の多い植物なので植物の博士でもない限り覚えきれません。ただ、どれも基本的には育て方は同じです。育て方のポイントを抑えてしまえば大抵のハーブは育てられますし、元々丈夫な植物なので、ビギナーも安心して育てられます。
基本的な育て方のポイントを抑えて丈夫なハーブを育て料理にアロマにハーブティーなどにも色々使いましょう。

日光

ハーブは全般的に日当たりの良い明るい場所を好みます。日照不足だと貧弱な株に育ってしまうので、日の当たる明るい場所を選んで植えましょう。

水やり

多くのハーブは過湿が苦手です。夏場は土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしてください。冬場は控えめにして、土の表面が乾いてから2、3日後に与えます。
水やりは午前中に済ませてしまいましょう。
真夏の炎天下では様子をみて、複数に分けて与えます。

土壌

過湿を嫌うので水はけが良い場所を選びます。自身でブレンドする場合は排水性の高い赤玉・バーミキュライト・腐葉土などを混ぜた土を使用します。地植えの場合は、日本固有の酸性の土壌が苦手なので苦土石灰で調整し”中性~アルカリ性”の土にします。
苦土石灰を使用する場合は、直ぐに植えるのではなく、土を馴染ませる期間を設けます。植え付けの1週間前には済ませておけば、問題ありません。
ビギナーの方は”ハーブ用専門土”を使用する方が簡単ですし、失敗なくおすすめです。バジルやローズマリー、匍匐性のタイムなどは繁殖力が強いので、自然の土に植えても勝手に生えていきます。

肥料

元肥には緩効性肥料を与えて下さい。追肥は成長に応じて液肥を与えます。

風通し

ハーブは多くの葉を茂らすので、日光が下の葉に行き届かないと株の中が蒸れて過湿気味になってしまいます。過湿状態になると病害虫も発生しやすくなるので、苗購入時の”摘心”と適度に剪定を兼ねた”切り戻し”を行い、風通しを良くしましょう。

ハーブの種類を知ろう


ハーブの育て方のポイントを抑えたら、次はハーブの種類を知りましょう。種類を知る事でそれぞれハーブをいくつかのカテゴリーに分ける事が出来ます。そしてそのカテゴリーごとの特徴に合わせて育てる事で、一つ一つ育て方を学ぶ必要がなくなります。カテゴライズし、より元気なハーブを育てましょう。

ハーブを分類しよう

大中小3つのカテゴリーに分けます。

大分類は”草本類””木本類”の2つです。

1つ目は、バジルやミントのような草花の仲間”草本類”。
2つ目は、ローズマリーやユーカリなど樹木の仲間”木本類”。

に分けられます。

草本類の中分類は、

1つ目は、1年の間に花をつけタネを落とすと枯れてしまう”一年草”
2つ目は、花が咲きタネを付けても枯れずに長年成長を続ける”多年草”
3つ目は、地中に養分を蓄え成長する”球根”

の3タイプが存在します。

木本類の中分類は、

冬でも落葉せず一年を通じて緑色の樹木の”常緑樹”
冬に葉を落とす樹木の”落葉樹”

の2つに分類できます。
更にそこから、暑さに強いか弱いか、寒さに強いか弱いかの”小分類”に分ける事が出来ます。
自分が育てたいハーブがどこの分類に属しているかを知る事で、詳細な育て方まで把握しなくてもある程度そのハーブの育て方が見えてきます。
同種のハーブを育てた事があるのであればその経験を今後に活かすことが出来るようになります。
このように分類を知る事で、この種にはこの育て方という簡単な育て方を学ぶことが出来るのです。
そうすれば今後のハーブの手入れがグンと楽になるはずです。

次に各分類にどんなハーブが属しているのか見ていきましょう。

草本類

一年草

春まきにおすすめのハーブ(耐暑性・非耐寒性)
バジルシソボリジナスタチウムなど
秋まきにおすすめのハーブ(耐寒性・非耐暑性)
ジャーマンカモミールコリアンダーコーンフラワーなど

多年草

耐寒性の仲間
ミントオレガノフェンネルレモンバームなど
非耐寒性の仲間(寒い地域では室内に取り込むと良い)
レモングラスメキシカンスイートハーブセンテッドゼラニウムステビアなど

球根

ソサエティガーリックチャイブなど

木本類

常緑樹

ローズマリーラベンダーユーカリなど

落葉樹

ハニーサックルライラックローズなど

大分類で草本類と木本類に分ける
中分類で一年草・多年草・球根・常緑樹・落葉樹に分ける
小分類で耐寒性・非耐寒性か耐暑性か非耐暑性かを分ける

ハーブの生育環境を知ろう


ハーブの分類を理解したら、次はハーブの生育環境の好みを把握します。
全般的にハーブの仲間は、日当たり・水はけ・風通しが良い場所であり、温暖な気候を好みます。
それぞれのハーブに合った生育環境を知るには原産地の環境を知る事が一番の近道です。
やはり原産地と同じ環境を用意してあげる事がハーブにとっては一番良い環境と言えるでしょう。

ハーブの仲間の多くは温暖な地域で自生しておりカラッとした気候の地域が原産のものが多いす。その為、一年を通して寒暖の差が激しく、高温多湿な日本の環境はハーブ栽培にはあまり向かないのが事実です。自生地では多年草のものが日本では一年草になってしまったりします。
地植えせずに季節に合わせて場所を変える事の出来るプランターで育てる事も一つの手ですし、無理に越冬させず、翌年に新しい苗を育てる事も一つの手です。

生育環境一例

まとめ

基本的な育て方を抑えた上でそれぞれの特徴にあった場所で育てることが出来れば、ハーブは簡単に育てる事が可能です。
料理・紅茶・化粧品・アロマ・ビューティーなど活用方法が多いハーブをご自身の手で育ててみるのも面白いですよ。

是非ハーブ栽培にチャレンジしてみて下さい。

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