【図解】ニューバランス人気8モデルの履き心地・デザインの違いまとめ

ニューバランスマニアであれば、どんなシリーズがあって、それぞれにどんなモデルがあり、どんな特徴があるのかを知っているはずです。

しかしそんな(僕のような)ニューバランスマニアはマイノリティ。

ニューバランスをこれから買おうと思っている方は、型が多すぎて何を買うべきか悩むはずです。

しかし、実はニューバランス選びはとても簡単なんです。ニューバランスはすべてのモデルがハッキリとした個性を持っているので、自分が求めるイメージに合うモデルが必ず見つかります。

その助けとなるように【履き心地】【デザイン】の2つに分け、更に4つのカテゴリーに人気モデル8足を落とし込みそれぞれの特徴をご紹介します。

そして更に”リアリティ”を追求したいので、今回は実際に僕が所有しているモデルを参考にしていきます。

今回分類したモデル

現在僕が所有しているモデルは、

・M990v4 MADE IN U.S.A
・M998  MADE IN U.S.A
・M1300 MADE IN U.S.A
・M1400 MADE IN U.S.A
・M1500 MADE IN ENGLAND
・CM1600  アジア製
・M1700 MADE IN U.S.A
・M2001 MADE IN U.S.A

の8足です。

現在#500シリーズは手元にありませんので、除外します。#990シリーズと#1000シリーズが中心になります。

カテゴリーの説明

履き心地面では、

  1. ソール柔らかめ
  2. ソール固め
  3. 衝撃吸収性・・・着地時の衝撃吸収度
  4. 反発性・・・着地時の衝撃をバネにする力

デザイン面では、

  1. ハイテクデザイン
  2. クラシックデザイン
  3. スポーティー
  4. タウンユース

に分けています。

※全て実際に僕が履いた感じの独断と偏見ですので、それをご理解いただきお読みください。
特に履き心地に関しては、『この機能があるから○○のはずだ!』というよりも実際に履いた感じの”感覚”を優先して言及しています。

カテゴリー

下記が僕が分類した図になります。

各モデルの詳細

M990V4

履き心地

僕が所有しているモデルの中で一番柔らかくクッショニングが抜群のモデルです。着地の際の衝撃を全てソールが吸収し、足に全く負担を感じません。履いた感じ『グニャ』と低反発素材のクッションを踏みつけたような印象を受けます。性能は間違いなく、抜群に良いです。しかし、これは好みの問題ですが、個人的にはソールが柔らか過ぎてしまい歩き応えがなく、あまり好みの履き心地ではありません。

デザイン

#900シリーズは元々がロードランニングモデルなので、基本的にどのモデルもスポーティーなデザインになっています。
M990v4は990の中でも最新シリーズであり、ニューバランスの最新のテクノロジーを搭載しています。その最新のテクノロジーがデザイン面にも出ており、見た目もハイテクさが現れた一足になっています。

M998

履き心地

所有している中で一番固いソールなのが、M998です。M990v4と正反対に位置する履き心地だと思っています。M990v4が衝撃を全て吸収するのに対し、M998は着地の衝撃を次の一歩を踏み出すバネに変える感じです。普段クッション性が強いモデルを履いている人からすると、M998を履くと『固い』印象を持つと思います。
個人的にはその固さが好きで癖になり、柔らかすぎるソールよりも好みです。

デザイン

前モデルの名作【M996】に比べると多少ハイテクさは増していますが、アッパーは990シリーズ初期のクラシックな面影が強く残っています。
ミッドソールには990シリーズでは初めてのアブゾーブテクノロジーが採用され、アッパーのクラシックさとソールのハイテク感が良い具合に融合したデザインです。

M1300

履き心地 

ラルフローレンから『雲の上を歩いているようだ』と言わしめた一足。流石に現行のハイテクモデルと比べるとその性能は落ちますが、エンキャップを搭載したミッドソールは高い安定性とクッション性は発売から30年以上経った今でも十分な履き心地です。

デザイン

ニューバランスを代表する一足であり、まさにニューバランスのトラディショナルスタイルです。
優れた性能はもちろんの事、このオーセンティックなデザインが好きなファンが未だに多く、復刻が出る度に人気を集めるモデルです。

M1400

履き心地

エンキャップとシーキャップを搭載し、優れた安定性とクッション性を併せ持っています。適度な固さと柔らかさであり、#1000シリーズの中で一番バランスの取れた履き心地です。ロングセラーであり続けるのも頷けます。

デザイン

まさにニューバランスのオーソドックスモデルと言えるデザインです。日本人好みのビッグNやシュータンの布帛タグなど、古き良きニューバランスのクラシックさと当時の最新のテクノロジーが融合し、絶妙なデザインになっています。

M1500

履き心地

一体成型ミッドソールを導入し、高次元のクッション性を実現したモデルです。程よい固さのソールとクッション性が非常にバランス良く取れています。個人的にはM1400より少し固めソールが好みの履き心地です。

デザイン

1000シリーズ唯一の【MADE in ENGLAND】です。Nマーク、シュータン・ヒールのロゴが刺繍仕様になり英国製特有のラグジュアリーさがあるデザインです。また、アッパーに人工皮革を使用し、M1400に比べるとハイテクなデザイン性が増しています。

M1600

画像参照:https://tenpomap.blogspot.com/

履き心地

基本的にM1500のスペックを踏襲しています。そこにアブゾーブテクノロジーを導入し反発性が増したモデルです。固めのソールで、着地の際の衝撃をバネに変え、次の一歩に繋げるという意味では、どちらかというと他の1000シリーズよりも同じアブゾーブを搭載しているM998に近い履き心地です。

デザイン

テクノロジー同様にデザインもM1500が基になっています。僕が所有しているモデルは、レザー仕様のアイ コムデギャルソン ジュンヤワタナベ マン x ニューバランス1600なので、本来のデザインと少々異なると思いますが、M1700よりはハイテク過ぎず、M1500よりは遊び心のあるデザインが程よく、とても気に入っています。

M1700

履き心地

適度な”固さ”と”柔らかさ”が絶妙なバランスで融合しているモデルです。加えて、クッション性・反発性にも優れており、個人的に一番履き心地の良いと考えているモデルです。それもそのはずでM1400・M1500・M1600のすべての性能がM1700に備わっているからです。

実際履いていて”気持ち良い”と思えるほど。『NBの中で履き心地が一番良いモデルのお勧めは?』と聞かれたら、間違いなくM1700といつも答えています。

デザイン

アッパーに関しては、M1600とそこまで変わりませんが、一番の変化はソールデザインにあります。アブゾーブテクノロジーがビジブル化され、近未来を感じさせるハイテクなデザインがたまりません。”ダサい”と言われる事が多々あるモデルですが、個人的には性能・デザイン面共に一番好きな一足。

M2001

画像参照:https://www.newbalance.com/

履き心地

2000年に入ってから開発された新型テクノロジーの”エナジー”を搭載したことにより非常に優れた衝撃吸収性と弾性を兼ね備えた一足です。

ちょうどM990v4とM1700の間のような履き心地です。M990v4ほど柔らかすぎず、M1700よりも反発力の強いソールです。

デザイン

アッパーには光沢のあるレザーを使用し、新型のソールユニットを搭載する事で、かなりハイテクなデザインになっています。M1700よりも更にハイテク感満載のデザインになっており、『やり過ぎ』と思うファンも多く、好き嫌いがはっきり分かれるデザインです。

まとめ

冒頭でも述べたように、ニューバランスはそれぞれのモデルの個性がハッキリしているので、『どんな履き心地が良いか』・『どんなデザインが好みなのか』のイメージを持つ事で、自然と選ぶモデルが決まります。

また、最新のデザイン&テクノロジーだからと言って、必ずしもあなたにとって一番良いモデルであるなんて事は100%ありません。以前のモデルがいまだに人気が高いのは、人それぞれ『履き心地』・『デザイン』の好みが違うからです。

今回は僕の独断と偏見が強く反映された分類になっていますが、実際履いているモデルですので、あながち間違いでもないはずです。
これからニューバランスを買おうと思っている方の参考になれば幸いです。

それではまた。

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